市原隼人と成宮寛貴が時代劇初共演!「市原はこだわりの男」
4月6日(金)よりスタートするBS時代劇「陽だまりの樹」の完成試写会が3月12日、都内にて行われ、市原隼人、成宮寛貴が登場した。
本作は手塚治虫原作。幕末の時代、開国や明治維新という動乱の時代を生きた、固い絆で結ばれた対照的な二人の若者を描いた幕末青春ストーリー。手塚治虫が自らのルーツを描いた傑作を、実写ドラマ化する。
市原は時代劇初出演で初主演となる。「初めての武士の役で武士道を勉強しました。武士道の“忠義”にすごく引き込まれています」と熱く意気込みを語ってくれた。一方、成宮は「市原くん演じる万二郎と、ぼくが演じる良庵は良きライバルで、いい化学反応が起きるドラマです。あと、良庵役は説明ぜりふが多いんですよ。良庵が4行くらい説明したら、万二郎が『そうか!』って言って、また良庵が説明して、万二郎が『そうか!』って(いうやり取りの)感じです(笑)」と見どころを紹介し、会場をわかせた。
自分と役どころについて問われると、「万二郎とは不器用なところが似ています。うまく口で説明できなかったり、自分に当たったりするところ」(市原)、「良庵は目的を見つけた瞬間に爆発的な力を出すところ。役者という仕事を見つけ、走り始めたころの自分と重ね合わせたりします」(成宮)とそれぞれ語った。
また、森下清和チーフプロデューサーは市原、成宮のキャスティングに関して「市原くんをキャスティングした理由のひとつとして、最後の武士である万二郎に見合う目力があること。市原くんは(撮影で)他人が失敗するとかなり怒ります。自分が失敗したときは切腹するんじゃないかと思うくらい謝ります(笑)。これこそ万二郎だなと思いました。また、女にだらしがないが夢のある良庵役ですが、実は最初成宮くんにオファーして見事に断られました(笑)。数日して『まだ空いてますか?』と連絡がきたので、『空いてるよ』と答えました。その辺も良庵(らしい)かなと(笑)」と答え、市原は笑顔、成宮は「(そのこと)言っちゃうんですか!?」と失笑だった。
4月6日(金)夜8.00-8.45 NHK BSプレミアムで放送スタート
出演:市原隼人 成宮寛貴
黒川芽衣 池上季実子 笹野高史 大塚シノブ 大塚千弘
目黒祐樹 笛木優子 小沢和義 古手川祐子 西岡徳馬 津川雅彦 ほか