'11年に桐山漣を主演に迎え、全国5都市で1週間限定公開された映画「RUN60(ランシックスティ)」が、4月より連続テレビドラマとして続編が放送されることが決定した。
本作は、ユニバーサルJが製作する初の連続テレビドラマ。全3章から成り、第1章では闇の組織「RUN」を仕切る男・ゴーストが、制限時間内にターゲットが“ある荷物”を届けられるか?or死ぬか?を楽しんでいる。そのターゲットに選ばれてしまった高杉裕が何も知らずにその依頼を受けてしまうところからスタート。第2章では、リアルとゲームの世界がリンクしたオンラインゲーム「RUN」へと舞台が移り、新たな黒幕・ピエロが登場。そして、これらの謎を解く第3章へとつながっていく。
第1章の高杉裕役を、桐山漣が映画版から引き続き担当。続編である第2章では、ピエロ役を、韓国ドラマ「宮~Love in Palace~」に出演したJohn-Hoon(ジョンフン)が、ピエロの弟役をモデルなどで活躍中のShin Won Ho(シン・ウォンホ)が演じる。ほか、小林涼子、小沢一敬(スピードワゴン)、Takuya、森田涼花(アイドリング!!!)、柄本佑らが出演。また、主題歌をSEAMOが担当する。
日本で歌手活動もしているJohn-Hoonは「本格的な日本のドラマに出演ということでとても緊張しましたし、日本語での演技にも挑戦しました。“ピエロ”という役は、今まで演じてみたかった悪役でしたので、日本のファンの皆さんにぜひご覧いただきたいです」とファンへ対してメッセージを送った。また、園田俊郎監督は「ストーリー的にはこの現代社会の中で『もしかすると裏社会では実際有り得るかもしれない』と思えるような作品にしたかったんです。そこで注目したのが携帯電話、監視カメラ、パソコンなどからインターネットを介して行われている管理システム。事実、世の中にはそれらを悪用した犯罪が拡大しつつありますからね…。撮影、仕上げに関しては、シーンに合った音楽を先に制作し、その音楽に合わせて撮影する方法を取りましたので、音楽とシーンがシンクロして、まるでミュージックビデオを見ているような感覚に仕上がっていると思います」とコメント。東京を舞台としたリアリティーあるスリルを、スピーディーかつ美しい映像で味わえる作品になっている。
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