NHKスペシャルで古川聡宇宙飛行士と宇宙の壮大さを体験!!
4月22日(日)、5月20日(日)、6月17日(日)の3回シリーズで放送される「NHKスペシャル 宇宙の渚」の試写会が行われ、プレゼンターを務める古川聡宇宙飛行士が登場した。
同番組では、青い空が漆黒の宇宙へと変わる、高度十数キロ~数百キロの宇宙と地球の境界を「宇宙の渚」と名付け、古川宇宙飛行士が、宇宙用超高感度カメラを使って国際宇宙ステーションから撮影した「オーロラ」「流星」「雷」「スプライト」「大気光」「夜光雲」など世界初の映像をたっぷり紹介しながら、地球と宇宙の物語に迫る。
プレゼンターを務める古川宇宙飛行士は、「番組プレゼンターはとても緊張しました。大変貴重な経験をさせていただきました」と感想を明かした。
番組の完成を迎え、「(宇宙で)撮影している時は、小さなモニターでフォーカスが合ってるかどうか気にしながら一生懸命撮影してますので、こんなふうに撮れてたのかと、驚きとともにとてもうれしいです。研究者の熱意と情熱のおかげで、今まで存在するのに見えていなかったものが徐々に明らかになっていって、私自身もワクワクします。こういった大きなチームの一員であれたことをうれしく思いますし、誇りに思います」と語る。
宇宙からの撮影について「宇宙ステーションでは(1回の)夜の時間は30分~40分で、本当に短い時は10分ぐらい。短い限られた時間で、オーロラや、雷とかスプライトが見える可能性があるのに、夜が短いために撮影できないこともあって、もどかしい思いをしたこともありました」と宇宙ならではの苦労もあった様子。
最後に見どころを「肩ひじ張らずに家族でリラックスして楽しんで見ていただけたらいいなと思います。その映像から皆さんがいろいろなものを感じていただけたらと思います。我々は地球の一部であって、地球も宇宙とつながっている宇宙の一部であるんだなと本当に感じました」とメッセージを送った。
「第1集 謎の閃光“スプライト”を見た」4月22日(日)夜9.00-10.00
「第2集 女神“オーロラ”は語る」5月20日(日)夜9.00-9.50
「第3集 生命の箱舟“流星”」6月17日(日)夜9.00-9.50
NHK総合で放送