女優・武井咲が、「マウリッツハイス美術館展」のオフィシャルサポーターを務めることになり、その目玉作品であるフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に扮装した姿を披露した。
CMでは、マーラーの交響曲第5番をBGMに、武井がこちらを振り返る表情の一瞬の揺らぎを、15秒で表現。好きな人がいてすぐに振り返りたいのだが、気付かれるのが嫌だ。そんな気持ちとは裏腹に、自分の瞳は動いてゆく、振り向いてもしまう。武井は少女の複雑な思いを見事に演じきった。
「真珠の耳飾りの少女」に扮(ふん)した武井は、CMだけでなくポスターや新聞広告などにも登場。何かを語りかけているような表情を表すためのポージングや、フェルメール作品の持つ繊細な光の陰影を意識したディテールを徹底追究。文字要素を暗号のように抽象化することで、強烈なインパクトをもたらし、美術展ファンだけではなく全ての人々の心に印象付けるムーブメントを予感させる。
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