5月2日(水)から東京・赤坂ACTシアターで上演される舞台「ロミオ&ジュリエット」の囲み取材が、4月29日、同会場で行われ、出演者の佐藤健と石原さとみが登場した。
上演を控え、佐藤は「すごく(気持ちが)高まってます。不安のどきどきもあるし、『ついに、皆さんに見てもらえるんだ!』というどきどきもあります」と明かした。石原も「美しいセット、音楽、衣装、せりふなど、早く皆さんに見ていただきたいなと思っています」と意気込みを語った。
同舞台が初舞台・初主演となる佐藤は「ここまで苦労するとは思いませんでした。自分にできることを精いっぱいやって、悔いの残らないようにやりきりたいと思います!」と告白。苦労したことについて「普段使わないせりふなので、うまく感情が乗っかってこないんです。せりふとせりふの間で感情を作ってしゃべるのではなく、せりふ自体に感情を乗せてしゃべるのが大変でした」と振り返った。
お互いの印象について、「オーラがあって、圧倒されました。物語の中で、初めてロミオがジュリエットに出会った瞬間にこれまでに経験したことがない衝撃を受けるんですが、石原さん演じるジュリエットは、僕の中で説得力がありました」(佐藤)、「とても感情を大切にお芝居をされている方なので、(せりふに)うそがない。一緒にこの作品を作れて本当に幸せです」(石原)とそれぞれ明かした。
キスシーンについて聞かれた佐藤は「稽古場だと、いつぐらいから実際にしたらいいのかっていう問題が出てくるんですけど、タイミングを探ってたら、(演出の)ジョナサン(・マンビィ氏)に『しろ』って言われたのでしました(笑)。僕のプランでは、舞台上で(ロミオとして)の新鮮な気持ちで(キスを)するっていうのを大切にしたかったので『(稽古の段階から)あんまりするのはどうかな…』とも思ってたんですが…。まあ、いい感じです(笑)」と笑うと、石原も笑顔で「はい。いい感じでございます!」と答え、会場を沸かせた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)