元甲子園球児・工藤公康氏が“熱闘！高校野球ナビゲーター”に就任！
8月8日（水）に“日本の夏の風物詩”とも言うべきスポーツイベント「第94回全国高等学校野球選手権大会」が開幕。ABC・テレビ朝日系では大会期間中に連日放送する「熱闘甲子園」などで、ことしも高校野球の魅力を伝えるが、高校野球中継の顔である“熱闘！高校野球ナビゲーター”に工藤公康氏が起用されることが分かった。工藤氏は「緊張していますが、僕自身、夏の高校野球をスタンドから観るのは初めてになりますので期待している部分もあります。キャスターとしていろんな伝え方があると思いますが、彼らの素晴らしさを伝えられればと思います！」と熱い夏を盛り上げることを誓った。
'08年から設定された“熱闘！高校野球ナビゲーター”は工藤氏が3代目で、甲子園出場経験者が務めるのは工藤氏が初となる。「熱闘甲子園」がレギュラー番組としてスタートした'81年は、工藤氏が愛知・名古屋電気高校（現・愛工大名電）の球児として甲子園に出場し、聖地のマウンド上で躍動、ノーヒットノーランまで達成したメモリアルな年。それから31年の時を経て、マウンドを経験した者にしかわからない特別な思いを胸に抱きながら、球児たちの1プレー1プレー、1試合1試合を精密機械のような正確な視点で語り、熱く伝えていく。
高校時代に甲子園を経験した工藤氏にとって、高校野球とは「『青春のど真ん中』ですね。好きで野球をやっているので、やりたいことを我慢したというわけではありませんが、ほかの人たちから遊びに行った話を聞くと、正直うらやましいなと思ったこともありました。でも、甲子園に出たことで3年間頑張って良かったと思えたんです。入場行進でスタンドに入って、その大きさや広さを初めて感じた時に『甲子園に来たんだ！』という自覚が得られて、聖地に来たという達成感や想いが沸いてきました」としみじみと語った。
また、ことしも“甲子園の母”長島三奈がキャスターとして高校球児に一番近い立場からリアルな人間ドラマを伝える。常に選手と寄り添って見つめてきた取材と長島ならではの感性を大事にした言葉で、試合とその陰にある人間模様を語る。コンビを組む工藤氏について、長島は「工藤さんは、なんといっても目力が強くて、お話していると吸い込まれそうな感じです。工藤さんと一緒に『熱闘甲子園』をお伝えできることは光栄ですし心強いです。ついこの間まで現役の選手として活躍されていた方でもあり、野球を愛する気持ちは球児たちとすごく近いと思うので、私も工藤さんにいろんなことを聞きながら時には工藤さんを取材しつつ、一緒に選手たちの熱い気持ちをお伝えしていきたいと思います！」と、“甲子園の母”らしく爽やかに語った。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
8月8日（水）から8月22日（水）まで連日ABC・テレビ朝日系で放送
月曜から金曜は夜11:10-11：40 土曜は夜11:00-11:30 日曜は夜11:15-11:45
※雨天順延あり、決勝戦まで放送。雨天等で全試合中止の場合は休止予定
