現在放送中のドラマ「GTO」が、9月11日(夜10:00-11:09 フジテレビ系)に最終回を迎える。同作品は、心に傷を負った生徒たちを、元不良の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な方法だが熱く、真っすぐに救っていくという学園ドラマ。
全11話の物語だが、これまでの10話を見ていない方や見逃した話がある方のために写真と共に簡単に振り返る。
【第1話】
元不良の鬼塚英吉(AKIRA)は、バイト先の明修学苑で退学になった生徒に暴言を吐く教頭・内山田(田山涼成)にジャーマンスープレックスをかます。その後、幼なじみでクラスメイトの上原杏子(新川優愛)にいじめられている生徒・吉川昇(中川大志)の友人となった英吉は、杏子にキツいお仕置きを実行。さらに、杏子がいじめに走った元凶である家庭内の不和を解消し事態を解決する。内山田へのジャーマンスープレックスと、上原家の問題解決を受けて、明修学苑の理事長・桜井(黒木瞳)は、学苑の問題を解決するために英吉を教師としてスカウト。快諾した英吉は、問題児の集まる2年4組の担任となる。
【第2話】
2年4組の生徒たちは、いわゆる“不良”ではなく、表向きは従順ないい生徒たちだったが、裏でいやがらせを繰り返し、担任を辞めさせ続けているという問題児たちだった。そうとは知らず、英吉は不登校の生徒・葛城美姫(西内まりや)の家に家庭訪問に行く。予め、クラス委員の相沢雅(川口春奈)から英吉の来訪の連絡を受けていた美姫は、警察署長である父親の権限を悪用して、英吉を留置所送りにする。誤解が解け開放された英吉は、美姫が父親からかまってもらえず、傷つき続けていたことを知る。そんな中、美姫が悪者に拉致されてしまう。美姫を助け出した英吉は、父親のところに出向き、「仕事の代わりがいても、親の代わりはいない」と説き、父親を改心に導く。
【第3話】
2年4組の生徒・桑江遥(高月彩良)は、彼氏をつなぎ止めておくためデートクラブでアルバイトをしていた。家が貧しいことを隠し、危険なアルバイトを続ける遥に、英吉は注意を促すが、遥は聞く耳を持たない。そんな中、遥の彼氏は、遥との関係が遊びだったことを告白し、仲間を呼んで遥に乱暴しようとする。その場に駆けつけた、遥に思いを寄せる村井國男(森本慎太郎)は、遥を助け出そうとするが、返り討ちに。絶体絶命の中、英吉が現れ、救出に成功。そして、遥に「人間の価値はお金じゃない」と説く。
【第4話】
引っ込み思案で自分に自信が持てない生徒・野村朋子(宮崎香蓮)に自信をつけさせるため、アイドルオーディションに参加させることに。結果は落選してしまうが、生徒たちに「夢を追うことの大切さ」を教えた英吉。家庭の事情からシェフになるという夢をあきらめていた藤吉晃二(山田裕貴)も夢に対して前向きになる。
【第5話】
2年4組の生徒・堂島誠也(白濱亜嵐)は、母親が失踪した原因である母親の彼氏・一之瀬を、報復のため殺そうと考えていた。一方、一之瀬は、暴力団の金を使い込んで追われており、堂島を自分の身代わりにして殺そうと考えていた。拳銃を持って、一之瀬の元に向かった堂島だったが、逆に一之瀬に捕まってしまう。そこで、一之瀬から母親が自分を捨てていたことを聞かされショックを受ける。そんな中、全てを知った英吉が、暴力団を呼び寄せ乱入。間一髪で堂島を助け出し、母親から親離れするよう促す。
続きは【6～10話】篇へ
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
9月11日(火) 夜10:00-11:09
フジテレビ系
