'14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK総合)の主演に岡田准一が決定し、10月10日、NHK局内にて制作発表会見が行われた。会見には主演の岡田准一、オリジナルで脚本を書く前川洋一氏のほか、チーフプロデューサーの中村高志氏が出席した。
53作目の大河ドラマとなる同作では、豊臣秀吉に天下を取らせた男といわれる天才軍師・黒田官兵衛を岡田准一が演じる。黒田は、有り余る才能ゆえに織田信長や豊臣秀吉、徳川家康から警戒され、秀吉からは次の天下人と言われた人物。主演の岡田は「(黒田官兵衛は)多面的な面がある方で、一人の妻を愛し続けた一方、天下を統一するために非道の作戦をとった、最強のナンバーツーです」とコメント。続けて「僕の思う戦国時代の面白さは、求められる能力が途中で変わってしまうところで、他の国を侵略してどんどん経済の在り方とか形が変わっていって、武将としての能力も変わっていくすごく面白い時代」と戦国時代の魅力を分析。“もともとは学校の歴史の先生になりたかったくらい歴史が好き”という岡田ならではの視点でアピールした。また、大河ドラマの主演を務めることについて「大河に関して今回お話を頂いて、誰にも話せなかったので、誰にも言わずずっと待ってる期間があって不思議な気持ちできょうまで来ました。家族や親族の皆さんにきょうで(主演を務めることを)言えます。親族が喜ぶと思います。とても光栄です」と語った。
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