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双子だからこそできるものがある!? 高木心平、万平が本格的なアクションに初挑戦!

2012/11/04 08:00

「はぐれ組 vs 忍者」で本格的なアクションに初挑戦した高木万平、心平(左から)
「はぐれ組 vs 忍者」で本格的なアクションに初挑戦した高木万平、心平(左から)

ドラマ「桜蘭高校ホスト部」('11年TBS系)などで一躍注目を浴びたイケメン双子・高木心平、万平が主演したアクションムービー「はぐれ組 vs 忍者」のDVDが発売となった。

本作はスーパー戦隊シリーズや、仮面ライダーシリーズなどを手掛けた舞原賢三によるチャンバラ・アクション。跡目をめぐって戦っていた双子の忍者・昴(心平)と誉(万平)はある日、ヤクザの羽黒組の屋敷になだれ込む。そこで昴は家族のように手厚く介抱してくれた組員たちの愛情を受け、羽黒組の一員として生きる決心をするというストーリー。今回はDVDの発売を記念し、主演の2人に見どころや撮影の裏側などについて語ってもらった。

――本作に出演した感想を教えてください。

心平「殺陣は舞台とかで多少やったことはあったのですが、ここまで本格的なアクションは初めてだったので自分にとってはチャレンジだったし、不安な部分もあったんです。でも、実際にやってみたらアクションってすごく役者にとって必要なものだって分かったし、自分の成長を実感できたので、本当にやって良かったですね」

万平「僕は戦隊ものでアクションを経験しているのですが、殺陣は初めてで。心平の舞台を見て殺陣をやりたいなって思っていたときにこの作品に呼んでいただけたのですごく刺激になりましたね。撮影前の殺陣の稽古も楽しかったです」

心平「最初は全然できなかったよね。前転や後転もしたんですけど、三半規管が弱くて(笑)、二人ともふらふらになったりしたし」

万平「でも、お互いに初めて(アクションを)見せるわけじゃないですか。だから絶対にできないと思われたくなくて、自分の限界を超えていても飛び込み前転とかやったりしていたんです。やっていくうちに殺陣の魅力というものを感じられた作品だったし、出演が決まってから撮影が終わるまでに本当にたくさんのことを学べたなと思います」

――撮影中、いちばん大変だったことってなんでしたか?

万平「雨の中、二人が戦っているシーンがあるんですけど、本当に台風だったんですよ。照明とか全部とぶくらいだったし、富士山の麓での撮影だったので気温も低くて」

心平「だから最初のシーンも台本と違うんですよ。でも、雨が降っちゃったから違う形に変更になって。でも、雨に降られたのは最初と最後くらいかな?」

万平「忍者が(現場に)来ると雨が降るんだよ(笑)」

――全編を通してお二人は戦っていますが、兄弟で戦うのはどんな感じでしたか?

心平「殺陣のときに遠慮なく思いっきりぶつかっていけるんです。ちょっとくらいけがさせてもいいかな、みたいな(笑)」

万平「首を斬るにしても相手の方に気を遣いながらやるんですけど、心平だったらよけてくれるだろうなっていう信頼感があるから、思い切っていけるというのはありますね。心平もそう思ってやってくれていたから、やりやすかったです」

――終始一貫して冷徹な誉ですが、私にはどこか人間くささのある人物のように感じられて。そこに惹きつけられたのですが、万平さんが思う誉の魅力はどんなところでしょうか。

万平「自分を突き通す姿じゃないでしょうか。自分しか信じていないというか。でも、絶対にどこか人間味はあると思ったから監督に相談したんですけど、『そういう感情は出さなくていい。それが魅力だから』って言われて。そこは葛藤したし、苦しかったですね。その上、忍者側は個性的な人が多かったせいか役者同士であまりコミュニケーションを取らなかったし…」

心平「忍者組が現場に来ると羽黒組は空気が重いんですよ(笑)」

万平「ロケバスも誰かが乗ってきたら出ていくような感じだったんですけど、最後の方に全員ディズニーランドが苦手っていう話で意気投合しました(笑)。でも、基本的にあんまり会話がなかったです…」――昴側は忍者組と正反対で、すごく楽しそうですよね。

心平「むちゃくちゃ仲いいですもん。ホテルの部屋で翌日のシーンのホン読みをみんなでやったり、現場でも『おまえらうるさい!』って言われたりしたし(笑)。劇中の昴と羽黒組の関係そのままの雰囲気でしたね」

――最後に記事を読んでくれた人へメッセージをお願いします。

心平「アクションがメーンにはなっているのですが、孤独だった人間が成長していく姿が描かれているので共感できる部分も多いと思います。これを見て自分も何かチャレンジしようかなって気持ちになったり、自分は周りの人に支えられて生きているんだなって感じてもらえたらうれしいです」

万平「僕も初めて刀のアクションをやらせていただいたのですが、全力でぶつかった作品だし、まだまだ自分はいけるなって思えた作品になりました。誉と昴、どちらに感情移入するかによって違う楽しみ方ができると思いますし、戦隊ものとは全く違うジャンルの作品なので新鮮な自分を出せた気がします。なので、たくさんの方に見ていただきたいですね」

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「はぐれ組 vs 忍者」
上巻・下巻DVD2枚組 4935円
発売中
クロックワークス

画像一覧
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  • 「はぐれ組 vs 忍者」で本格的なアクションに初挑戦した高木万平、心平(左から)
  • 【写真】殺陣に関して万平は「これは2人にしかできないって思わせたかった」
  • 今回は撮影がハードだったとのことで心平は「すごい痩せたから、最初と最後で顔が違うんですよ」
  • 「忍者組の雰囲気に耐えられなくて羽黒組のほうに混じってました(笑)」と万平
  • 心平は「先にクランクアップした羽黒組のメンバーから頑張ってねってメールがきてうれしかった」とニッコリ
  • 実際に劇中と同じ立場だったとしてもお互いのことは「殺せない!」と即答
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