現在NHK総合などで放送中のアニメ「銀河へキックオフ!!」に、元サッカー日本代表の森島寛晃、ペナルティ・ヒデがゲスト声優として登場する。主人公・翔が所属するサッカーチーム「桃山プレデター」が出場する大会の解説者役に森島が、アナウンサー役にヒデがそれぞれ挑戦しており、両氏が登場するのは、第31回(12月15日[土]NHK総合)と第33回(12013年1月8日[火] NHK BSプレミアム、1月12日[土] NHK総合)。収録直後のヒデに単独インタビューを行った。
――アフレコに挑戦した感想を教えてください。
「ちゃんとしたアフレコは初挑戦だったし、こんな人気アニメに出演できるなんてありがたい限りです。本当に楽しくて、夢のような時間でした。できることならもう一回やりたいですね」
――アフレコで難しかったところはどこですか?
「普段は自分の言葉や自分の間で進める仕事が多いので、画に合わせたり、(相手役の)森島さんの“間”に合わせたりした上で、気持ちやテンションをコントロールするというのが難しかったですね。でも、もう一度トライできるのなら、今度はぜひレギュラー声優として(笑)」
――ヒデさんも小学校のころからサッカーを始めたんですよね。
「ええ。小学校3年生からです。まさに、『銀河へキックオフ!!』に登場する子供たちと同じようにやっていましたね。今思い返すと、サッカーを通じて協調性や根性などが培われたので、とても意義あることをやっていたと感じています。あ、大丈夫ですか? 全然面白いこと言っていませんが(笑)」
――大丈夫ですよ(笑)。サッカーをやっていた中で記憶に残っていることは何かありますか?
「やっぱり大会で優勝したことです。負けたことや辛かったことは、うまいこと良い思い出にシフトされているのかもしれませんね。そして、おばあちゃんがお弁当を作ってくれたことや、両親が応援に来てくれたことなど、今自分が父親になって、あらためて感謝の気持ちが沸きます」
――父親の立場になってみて分かることってありますよね。
「もし娘がサッカーをやりたいって言ったら、やらせてあげたいとは思いますけど、自分から娘には勧めないかもしれません。やっていた自分がいちばん厳しさを知っているから。あと、芸人だけは100%反対します(笑)」
――なるほど(笑)。それでは、「銀河へキックオフ!!」はもちろんだと思いますが、アニメ自体は好きですか?
「スポーツや友情を題材にしたアニメは好きですね。目標に向かっていくとか、作品の中にしっかりとテーマがありますから。見る子供たちにとって人生の教科書になってくれればいいなと思います」
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
「『銀河へキックオフ!!』は親子で一緒に見るアニメだと思います。ぜひ一緒に見てほしいと思います。お父さん、お母さんにとっても、子供たちの考えを肌で感じるいい機会だと思いますし、子供と一緒に笑って、泣いて、興奮してもらえればと思います!」
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