映画「BRAVE HEARTS 海猿」のBlu-ray＆DVDが1月18日(金)にリリースとなる。
同作は、観客動員数575万人を突破し、シリーズ最大のヒット作となった作品。主演の伊藤英明が演じる仙崎大輔は、海難救助のエキスパートである“特殊救難隊”に入り、海難現場の最前線にいた。そんな中、ジャンボ旅客機がトラブルに見舞われ東京湾に着水することに。仙崎らは、機体が沈むまでの20分の間に乗客乗員346人全員の救助することができるのか!?…というストーリー。
今回、同シリーズのヒロインで、大輔の妻・環菜を演じた加藤あいにインタビューを敢行し、作品に対する思いや、約10年にわたるシリーズを振り返ってもらった。
――前作の「THE LAST MESSAGE 海猿」が完結篇だという中、今作の制作が決まったことを聞いた時の感想は？
単純に「またやるんだ」って驚きました。ネガティブな意味ではなく、前作で終わりだと思っていたので、「あぁ、またやるんだ！」っていう驚きと、このチームのみんなに会えるといううれしさもすごくありました。
――今作のお気に入りのシーンは？
伊藤さんと佐藤(隆太)さんのシャワールームのシーンですね。あの二人の掛け合いがすごく好きで、多分、台本に書かれている以上にお二人が作り上げている世界観が大きいと思うんです。お二人ならではですし、二人の本当の仲良しなところが出ているし。そして何より、すごく“海猿”らしいシーンだなと。男性同士ならではの感じがして、すごく友情を感じますね。女性から見ても「うらやましいな」って思ってしまう。「裸だから」ということじゃないですよ(笑)
――“海猿”シリーズをやってきて変わったと思うところは？
伊藤さんと私が年とってること(笑)。エンドロール(シリーズを振り返った映像が流れる)を見ると、役柄と共に一緒に年齢を重ねてきてるんだなっていう(笑)。でも、“海猿”って、人同士の繋がりだったり、絆だったり、あきらめない気持ちだったりっていう普遍的なテーマがあるので、そういった意味では、あまり変わったという感じはしないですね。
――“海猿”を振り返って、この作品とはどんな存在？
一作目を撮影していたのが約10年前なんですけど、その一作目を作っている時には、まさか30歳になる頃までこの環菜という役に携わっているなんて思っていなかったので、私自身もびっくりだし、この作品は、すごくファンの方たちに支えられてきた作品で、前作の時も署名運動してくださったりとか、すごく「続きが見たい」という声を毎回たくさんいただいて実現している作品なので、そういうふうにたくさんの人から愛されて、これだけ長くやらせていただいた分、自分自身にとってもすごく愛情のある作品と役になっています。
――特典映像が約6時間だと聞きました。
私も聞いてびっくりしたんですが、もはや“特典”ではないっていう(笑)。本編の3倍近く…？(笑)。本当に見応え十分って感じですね。
――一人の女性として、仙崎みたいな男性はどう思いますか？
理想的ですね。本当にいたらいいのに！ 「いてほしい！」って思います。いたら私の方から熱烈にアタックするかもしれないです(笑)。仙崎は、オンとオフの切り替えがすごくあるというか、普段は子供みたいだしくだらない冗談ばっかり言って、あてになるのかならないのか分からないですけど、ひとたび救助作業になると出る男らしさとのギャップ…どちらの面も魅力的だなって思います。
――劇中では、環菜は一児の母親ですが、環菜としてもしも息子が“海猿”になるといったら？
勧めはしないですけど、自然とそう思うのであれば、それはそれで…でも、複雑ですね。ただ、「いいパパを見てそう思ったんだ」と思うと、それに関してはすごくうれしく思うと思うし…。複雑ですけど応援すると思いますね。親としては、「やめてほしいな」という親心はあると思いますけど。
――タイトル「ブレイブハーツ」にちなみ、最近勇気を出したエピソードを教えてください
足が動いているタコの刺身を食べたのはすごく勇気を出しましたね！ 本当に勇気を使って、おいしいかどうかよく分からなかったな(笑)。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
Blu-ray(本編Blu-ray＋特典映像DVD3枚) 9135円
DVD(本編DVD＋特典映像DVD3枚) 8190円
「BRAVE HEARTS 海猿」スタンダード・エディション
Blu-ray(本編Blu-ray1枚組) 4935円
DVD(本編DVD1枚組) 3990円
全て1月18日(金)発売
ポニーキャニオン
