1月1日(火)夜9時54分からテレビ東京系で「仲間由紀恵の蒼い地球7」が放送される。
本番組は、仲間由紀恵が地球温暖化や異常気象によって地球に何が起きているのか伝えながら、環境問題を考えるドキュメンタリーの第7弾。今回は仲間がフィリピンに渡り、自然や生物の実態を取材し、その現状を紹介する。
近年の地球温暖化の影響によって、海の温度が上昇、海流にも変化が起き、日本ではサンマが不漁になり、沖縄でサンゴ礁を食い荒らすオニヒトデ・巻貝などが大量発生。フィリピンでは、温暖化の影響で海面が毎年平均3ミリずつ上昇しており、世界的にも最も海面上昇率が高いとも指摘されている。そんな中、パラワン島の海では絶滅危惧種であるジュゴンが生育環境を奪われている他、サンゴなどにも大きな影響が出ているという。仲間が現地に足を運び、現在の美しい海と生物の危機の実態を探る。
ほか、地球温暖化が生態系に及ぼす影響についても考える。'12年の猛暑の影響で日本では、ミツバチが大量死したり、亜熱帯地域でしか生息しないアリが横浜で発見されるなど、生物への影響や生態系の異常が多く報道された。フィリピンは世界に20数カ所しかない、希少な動植物が多く生息する“ホットスポット”として有名だが、その希少動物であるサルの仲間・ターシャや、国鳥であるフィリピンワシが温暖化の影響などで絶滅危機にあるという。仲間はその生息地に向かい現状と保護への取り組みを追う。
番組プロデューサーは「美しい景色やかわいい希少動物は、今後どうなっていくのか? 地球に今起きている事を目の当たりにしながら“蒼い地球”をどのようにして守っていけばいいのか? 堅苦しくなく、元日にゆっくりと、ちょっとだけ自分たちの住む地球のことを考えてもらえるような番組にしていきます!」と意気込みを語った。
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