「今ならまだ間に合います！」最終回に向け、中井和哉と喜多村英梨が「幕末義人伝 浪漫」の魅力を語る
テレビ東京系で放送中のアニメ「幕末義人伝 浪漫」が3月25日(月)に最終回を迎える。その最終回のアフレコが行われることを記念して、都内にて囲み取材が行われ、主人公・浪漫役の中井和哉と小春役の喜多村英梨が出席した。
同アニメは「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチをキャラクター原案に迎え、パチンコの大ヒットシリーズ「CR元禄義人伝 浪漫」を基に、舞台を混沌の時代・幕末に移し替え、闇の“還し屋”浪漫が人々の希望を取り返すために活躍する痛快空想時代劇アニメ。
中井は作品の魅力について「時代劇だけど、細かいことを気にし過ぎない自由な世界観が特徴」と語ると、喜多村も「豪華なプロの集団が本気で楽しんで作っている作品」と賞賛した。
自身のキャラクターを演じてみて、中井は「自由な物語の中の自由なキャラクターなので、演じてみて気持ちが良いです。(ストーリーとしても)当初のドタバタだけではない部分も出てきているので、演じるのがますます面白いキャラクターだと感じています。せりふの掛け合いや長ぜりふの中では“和のリズム”を大切にしています」と楽しみながら演じていたそう。一方、喜多村は「渋い登場人物が多い中、(小春は)天真らんまんなキャラクターだと思うので、パワフルさを持って演じています。カジュアルなポジションなので、和の感じや、渋さ、シリアルさなど周りに引きずられないよう気にしてやっていました」と役作りの苦労を明かした。お互いのキャラクターについては「小春はいい意味で異質な存在。華やかさがあるキャラクター」(中井)、「浪漫は“何かやってくれるはず”という信頼と期待を感じさせてくれます。しゃべってくれると安心しますね」(喜多村)と評した。
記者からアフレコ現場でのエピソードについて聞かれると、中井は「よく聞かれますけど、プロの現場でそんなおもしろエピソード起きないですよ」と笑いながら否定しつつも、「(緒方賢一が演じる)源内さんがすごい好きなんですよ。面白いアドリブを言ったあとのひょうひょうと帰ってくる緒方さんが好きです。やってやったぜ感がないんですよね」とコメント。
また、印象に残ったシーンは「第5話での浪漫の過去の話は印象に残っています。普段は明るい浪漫とはコントラストがありました。還し屋をやっていくんだというモチベーションになっていると思うし、女の子の手を離してしまうシーンは象徴的だと思いますね」(中井)、「第1話で小春が浪漫を叱咤激励するシーンがありましたが、話が進むと大事な場面だったということが分かってきました。明るくて、ちょっとお金にがめつい小春ちゃんという感じでしたが、話が進みシリアスな背景なども見えてきた今考えると、小春ちゃんの“普通の女の子”としての大切な一面だったんだなと思います」(喜多村)とそれぞれ思い出のエピソードを振り返った。
最後に、中井は「ドタバタも良いけど、渋い話も見たい方には要注目！ これからまだ物語のいろいろな面が出てきますので、どちらが好きな方にもお楽しみいただけるんじゃないかなと思います。ストーリーが後半へ向けて大きく動いていきますが、今からならまだギリギリ間に合います。皆さんぜひご覧ください」と作品をアピール。喜多村も「話が折り返しにきて、キャラクターみんなにウラがあるということが分かってきました。点と点が線でつながっていくカラクリがありそうなので、いろいろなキャラクターに注目して最後まで見てもらいたいと思います」と見どころを語った。
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毎週月曜 深夜2:05-2:35
テレビ東京系で放送
※最終回は3月25日(月)に放送
※地域によって放送日時が異なります
