フジテレビ系で4月1日(月)に放送するスペシャルドラマ「リッチマン,プアウーマン in ニューヨーク」(夜9:00-11:24)の撮影で、ニューヨークロケが行われた。
同作品は、'12年7月期に放送された連続ドラマ「リッチマン,プアウーマン」のその後を描いたもので、連続ドラマで恋人同士となった日向徹(小栗旬)と夏井真琴(石原さとみ)の恋の行方や、徹が経営するNext Innovationの状況、一旦は徹を裏切り、背任罪で刑務所行きとなった朝比奈恒介(井浦新)や、朝比奈の妹、耀子(相武紗季)のその後の動向など、「期間限定、ひとつ屋根の下」と「連続ドラマでは描かれなかった空白の1年9カ月」という二つのテーマで展開する。
冬のニューヨーク。Next Innovation社長、日向徹(小栗旬)は、完成間近のパーソナルファイル管理システムに必要なHDDを調達するため、海外にある工場を視察していた。タブレットPCで同時通訳しながら責任者と話す徹。ここにある全てのハードディスクを買いたい、と話すが、責任者には単なる冗談としか思われない。その頃、Next Innovation本社では山上芳行(佐野史郎)が電話口で怒っていた。電話の相手、徹は社員に知らせず海外出張に出掛けていたのだった。直行便で帰国すれば会議には間に合う、と気にしない徹は、ニューヨークの後にボストンにも寄るという。一方、エステル製薬で働く夏井真琴(石原さとみ)は、アメリカ大手製薬会社ラングレンラボとの新薬開発プロジェクト合同発表会で治験データの説明をしていた。堂々とプレゼンを終えた真琴は、すぐにタクシーに乗り込みタイムズスクエアへと向かった。目的地に到着した真琴は、タブレット片手に徹に電話をかけるが、徹は出ない。早く会いたいのに会えずイライラしていた真琴は、二回目のコールでも留守電になったので、もう会うの止めます?とメッセージを入れた、と、そのとき背後から男の声がして、振り返ると徹が立っていた。ニューヨークの街で久しぶりに再会する二人だったが…というストーリー。
主演を務める小栗は、「(連ドラ)放送終了後、続きが見たいというお話をくれたファンの方たちがたくさんいたみたいで、ありがたいなという気持ちがまずあります。『日向徹を見てると仕事のやる気が出ます!』とか周囲の人に言われたりするのが嬉しかったので。(連ドラが)終わったんだけど、なんとなくまだ終わってないみたいな感じがあったので、また日向徹という役を演じられるのはすごくうれしかったです」と心境を明かし、「連ドラでは徹と真琴の関係は完結していた話だったので、時間軸を戻して徹を演じるのが少し大変なんですが、いつもこんな感じでドタバタしながら撮影してたなぁ~と(笑) 真琴にはいつもキュンキュンしながら撮影に臨んでます。今回の台本でも、徹の成長がしっかりと描かれているので、見てもらえればその姿を感じてもらえるともいます。とにかく今回は話が盛りだくさんで、仕事の話や徹と真琴の関係の話、朝比奈とそれぞれの人物との話、最終的には海外での撮影の話もあって、徹も落ち着いている場面がほとんどないですね!外とそのシーン、そのシーン連続ドラマだと箸休めのタイミングがあるんですけど…、なので今回は息切れしないように演じています(笑)。真琴と一緒に住む場面もあるんですけど、徹の部屋は今回もすごく徹らしいなと…。まだテーブル買うのに悩んでるんだなって(笑) 自分だったら、こんな部屋に住みたくないですけどね。せめてテレビは欲しい! 今回のスペシャルを楽しみにしてくださっている皆さんには期待を裏切ってない内容になってると思いますし、まだ『リチプア』も見たことがない方もDVD見てからぜひスペシャルを楽しんでもらいたいです」とアピールした。
一方、石原は「連続ドラマが終了してからも、プライベートで美容院とかに行った際に、日向徹の真似をして盛り上がったりしてたので(笑)、スペシャルが決まってうれしかったです。昨年12月にスペシャル放送するのが決まったときに、みんなの喜んでくれた声が届いたので気持ちも上がって、やっとクランクインできて撮影できてうれしいです。相変わらず、徹にはキュンキュンしてます(笑)。本当は日向徹みたいな性格の男性とは一緒に暮らしたくないですけど…(笑)。徹とのシーンは、常にドタバタしていてキュンキュンしたかと思えば、怒ったりと…、色々な感情があって面白いです。今回のスペシャルでは、全体を通して真琴の一人前になった姿をお見せできると思います! 台本がかなり面白いので、ファンの皆さんには期待していてほしいです。その期待に応えられるよう、ワンシーンワンシーンちゃんとリアルな感情が生まれるように頑張っていますので、放送を楽しみにしていてください!」と意気込みを語った。
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