4月1日(月)から能年玲奈が主演を務める連続テレビ小説「あまちゃん」がスタートする。連続テレビ小説88作目となる本作は、NHKのドラマ初執筆となる宮藤官九郎のオリジナルストーリーで、宮藤の故郷・東北が舞台の人情喜劇。
物語は、高校2年生のアキ(能年)が祖母・夏(宮本信子)の危篤の知らせを受け、母・春子(小泉今日子)と24年ぶりに故郷・北三陸市に戻ってきたところから始まる。東京を遠く離れた、東北、北三陸の田舎町で海女を目指すヒロインが、挫折を乗り越え、奮闘ののちに地元のアイドルになっていく姿を描く。
同ドラマで初主演を果たす能年は、天野アキを演じての感想を「アキちゃんのような純粋でおバカな子を演じられて、楽しいですし、すごくうれしく思っています。また、大先輩と一緒にお仕事ができ、とても刺激になっています」と心境を明かした。
続けて、母・春子役の小泉の印象を「現場のみんなに気を配れる、格好良い方です。これがスターの現場での振る舞い方なんだなと、勉強させていただいてます」と現場での存在の大きさを絶賛。
また、祖母・夏役の宮本の存在を「私が(演技のことで)悩んでいると、自信を持って(演技を)やりなさいと声を掛けてくださったり、演技の相談に乗ってくださったりしていただいてます。(常に)五感が研ぎ澄まされている方で、私も宮本さんのような女優さんになりたいと思いました」と憧れをのぞかせた。
さらに、ロケ地でもある岩手県の印象を「海がすごく大きく、北三陸のリアス式海岸の力強さに大きな衝撃を受けました。地元の方たちは穏やかで優しく、一緒に話をしているととっても癒やされました」と振り返った。
連続テレビ小説のヒロインに抜てきされたことについては、「(連続テレビ小説は)ドラマの王様だと思います。動物にたとえるとライオンだと思います。ヒロインを務めるのは緊張しますが、ライオンになれるよう、頑張りたいと思います」と意気込んだ。
北三陸の大いなる自然と能年のフレッシュな演技が、今後どのような物語を生み出していくのか、注目が集まりそうだ。
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