「こんな幽霊だったらいてもいいんじゃない?」杏が提案する“幽霊のポジティブキャンペーン”とは!?
4月9日(火)からスタートする新ドラマ「幽かな彼女」(夜10:00 フジテレビ系)の制作発表会見が都内で行われ、主演の香取慎吾、杏、前田敦子、北山宏光(Kis-My-Ft2)、高嶋政宏、真矢みきが登壇した。
本ドラマは、香取演じる情熱を失いかけた中学教師・神山暁が、引っ越したマンションに現れる元教師の幽霊・アカネ(杏)と共に現代の中学校を取り巻く問題を解決していくラブコメディー。
香取は「幽霊やオバケが大嫌いなので、これまで仕事ではなるべく関わらないようにしてきました。それなのに今回、このような“幽霊もの”をやると聞かされて…。『絶対いやだ!』と言いましたが、これがやってみたら、幽霊とのシーンが一番リラックスできているという(笑)。ここまで幽霊と身近になるとは思ってもいませんでした」と演じてみての感想を明かした。
また、幽霊役の杏は「このドラマで『幽霊は怖くないよ』とか、『こんな幽霊だったらいてもいいんじゃない?』と思っていただけるように、“幽霊のポジティブキャンペーン”だと思って頑張ります!」と意気込みを口にした。
AKB卒業後初の連続ドラマ出演となる前田敦子は、教師という職業に情熱を持てず、裏表のある腹黒い性格の千穂を演じる。「悩みをそのままリアルに演じていけたらいいなと思っているので、若い同世代の方に共感してもらえたらうれしいです。そんな悩みの中で、私も一緒に成長できたらと思います」とやる気十分。
昨年の夏まで生徒役を演じ、今回初の教師役となる北山宏光は、教師としての仕事に高い理想を持っているものの、その情熱が空回りしがちな林邦彦役。北山は「自分のこれまでの学生生活で思った『こんな先生がいたらいいな』という理想を、この役に詰め込んでいけたらいいなと思います。一生懸命やるんだけど、どこか空回りしてしまう先生ですが、そんな格好悪いことが、実は格好良いんだ、ということを伝えたい」と抱負を明かした。
会見で“これまで自分が体験したありえない体験は?”という質問が出ると、真矢みきは「この間、道を歩いていたら声を掛けられて。ずっと追い掛けられたので、立ち止まって話を聞いたら『カットモデルになりませんか?』と言われました。さらに『芸能人に会えるよ』と言われたんです(笑)。ありえないというか、驚きましたね」と告白し、他の出演者の笑いを誘った。高嶋政宏は「ありえないことといえば、きょうの会見の会場を間違えたこと(笑)。これも幽体離脱の一つかな」と冗談交じりに明かし、司会者から「間に合って良かったです」と声を掛けられると、照れ笑いを浮かべていた。
番組プロデューサーの木村淳氏は「いまの時代、正論を言ったり、正直に行動することにあまりリアリティーがないと思われています。だったら、リアリティーがないやつ(=幽霊)正論を言わせてみよう!ということから始まったこの企画。見て、笑って、ツッコんで、最後にホロッとなっていただけたらうれしいです」と番組をPRした。
4月9日(火)スタート
夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
※初回は10:10-11:14