仲村トオルと鈴木福は撮影現場でほほえましかった！「アナザーフェイス」トークイベント開催!!
4月20日(土)放送の土曜ワイド劇場「アナザーフェイス 刑事総務課・大友鉄2」主演の仲村トオル、原作者の堂場瞬一、監督の内片輝が、限定50名の観客を前にしたトークイベントに出席し、それぞれ、俳優、作家、監督の立場から作品の見どころを語った。
同作で仲村は、“パパ”と“デカ”の顔を持つ主人公・大友鉄を演じる。
「アナザーフェイス」は、昨年5月に第1弾が放送され、原作の堂場氏の警察小説史上、最も刑事らしくない刑事と評される心優しきイクメン刑事を、硬派なイメージが強い仲村が演じたことで話題を博した。第2弾では、被疑者の自殺後に真犯人が出頭してくるという謎に満ちた資産家夫婦殺人放火事件が描かれる。事件のカギを握ることとなる真犯人を名乗る弁護士役にミムラ、同期の刑事役に木村祐一と真琴つばさ、大友の上司に宇崎竜童、義母に吉行和子、大友(仲村)の愛する一人息子役を鈴木福が演じる。
仲村は「大友鉄の魅力のひとつだと思いますけれど、原作のあとがきに『なぜか彼には心を開く、周りの人たちが』というのがあるんです。人の話の聞き方みたいなことだと思うんですが、僕あんまり人と会話がはずむとか、そういうタイプではないんですが、数年前に自分がナレーションをやっていたドキュメンタリーの番組で、アジアのいろいろな国などに行く機会があったんです。そのときに、現地で働いてたり、独特の活動をしている方たちからお話を聞いて、“あ、俺、人の話聞くのが好きだな”っていう感覚がありました。一緒に行ったディレクターさんとかからは『あ～、あの話題は打ち合わせのとき出してくれなかったんですけどねぇ』というような話を聞き、(そのときの)人の心の扉を開くことができたなっていうのが、ちょっとした快感だったりして。そんなところが、素の自分と大友は似ているかもしれない」と振り返った。
また、内片監督は、「この現場では、(仲村が)特に福くんと一緒にいる時、皆さんがあまり見たことのないリラックスした仲村さんになっています」と明かし、「(仲村と鈴木が)待っている間も話していましたが、ほほえましい感じです。福くんが仲村さんになついているんですよ」とも語った。
そんな楽しい現場の雰囲気を初めて聞いた堂場からは、「僕も混ぜてもらえば良かった」と思わず後悔のひと言が。堂場氏も現場に足を運んでいたそうだが、ものすごくシビアにある男に迫っていくシリアスなシーンで、仲村から「若手のスタッフが(堂場氏を)刑事役のエキストラと間違えて失礼なことをしやしないか」と心配される一幕もあったようだ。
トークショーの最後には、今後の展望として堂場氏から、「映画のスケールを持った作品も用意しています」と驚きの発言が飛び出し、仲村も、「堂場さん次第ではライフワークにしたい」と、今作のみならず「アナザーフェイス」シリーズにかける意気込みを語った。
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4月20日(土)夜9:00-11:06
テレビ朝日系で放送
