「あまちゃん」橋本愛が『宮藤官九郎さんに遊ばれています』とドッキリ発言!!
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」が相変わらず高い視聴率をキープ。今週放送分(4月29日~5月4日)では、海女(あま)漁シーズンも終わり、意気消沈するヒロイン・アキ(能年玲奈)を見兼ねた親友・ユイ(橋本愛)が高校のプールに連れて行く。そこで出会った、潜水土木科の種市(福士蒼汰)にアキは一目ぼれをしてしまう展開に。そんなアキの恋を応援する“ミス北鉄”ユイ役の橋本愛にインタビューを行った。
――ユイを演じての感想をお聞かせください。
(脚本の)宮藤(官九郎)さんに“橋本愛”のパブリックイメージごとすごく遊ばれているのを脚本の中から感じたので、だったら逆に遊び返してやろうと思って演じています。ただ、ユイちゃんのような強引さやアイドルへの憧れが、私にはないので苦労しました。
――ユイの好きなところはどこですか?
調子にのらない子なので、勘違いしないところはやっていてすがすがしく思います。頭のいい子なので、すごく冷静な面は好きですね。でも、逆に見ている方には嫌われる要素のひとつにもなると思うので、ちょっとずつ調整しながら演じています。
――思い出に残っているシーンは?
トンネルで叫ぶシーンは印象に残っています。すごく気持ち良くて、ユイが田舎を嫌う気持ちが分かりました。やっと自分を吐露できた瞬間で、すごく楽しかったです。私にとって開放できる場所が、ユイには閉塞感を感じる場所でしかないことを体で感じることができました。自分とはチグハグなんですけど、楽しめたシーンですね。
――能年玲奈と共演した印象はどうでしたか?
(能年は)自分のやり方がわかっているからか、現場では常にアキとして生きるために必要な振る舞いをしています。そんな姿勢や玲奈ちゃんの笑顔に現場は癒やされています。玲奈ちゃんが吹き出すのをこらえながらもせりふが言えない姿に、私もいとしさを感じます(笑)。(能年は)弱音を絶対に吐かないんです。ヒロインのかがみだと思います。
――ロケ地である岩手県久慈市の町の印象どうでしたか?
自然も多く、都会より好きな場所です。痛いぐらいすごく寒かったんですが、不快さがない寒さでした。雪もきれいでしたね。全てがきれいでした。ご飯も全部おいしかったです。まめぶやそばかっけが好きになりました。久慈市の方々もいい方ばかりで、道を聞いたときの対応でしたり、私に気付いてかけてくれる言葉だったり、常識的なことなのかもしれませんが、人との接し方もとてもきれいで、すごく気持ち良かったです。
ドラマは今後、アキの恋愛模様や、アキとユイの地元アイドルとしての活動が描かれていく。また、母・春子(小泉今日子)の隠された過去が明らかとなっていくところにも注目が集まりそうだ。
毎週月曜~土曜 朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送