ベッドシーン続出!? 中越典子×黒谷友香ダブル主演でラブ・サスペンスに挑戦!

2013/05/31 21:16 配信

ドラマ

(左から)田村裕美役の黒谷友香、中野由巳役の中越典子。今回の共演に「縁を感じた」と話す

NHK BSプレミアムで6月29日(土)からスタートするプレミアムよるドラマ「ダブルトーン~2人のユミ~」(毎週土曜 夜11:15-11:45)の完成試写会が5月30日に行われ、出演する中越典子と黒谷友香が出席した。

同作は、映画「黄泉がえり」('03年)などで知られる梶尾真治のSF小説を映像化したラブサスペンス。女性の友情と愛の葛藤を、中越と黒谷のW主演で描き出す。全く見ず知らずだった中野由巳(中越)と田村裕美(黒谷)は毎晩、互いの生活を夢で見るようになる。そんなある日、由巳は夢でしか見たことのなかった裕美の夫や知人と現実に出会うことになり、混乱する。

広告代理店に勤める独身のキャリアウーマン・由巳役の中越は「原作を読んで、ものすごくハラハラして1ページ1ページめくるのが楽しみでした。時空を超えたファンタジーで、ミステリアスな部分もあったりして複雑な内容ですが、ドラマは分かりやすくシンプルに仕上がっています。自分自身で演じていても、映像で見るとすごく胸が高鳴る作品です」と仕上がりに満足げな様子。

一方、結婚倦怠期の主婦、裕美役の黒谷は「台本を読んですごく引き込まれる作品で、これが映像になるとどういう風になるんだろうということをすごく考えて撮影に臨みました。由巳と裕美のシーンが入れ変わる時は必ず、寝て起きるシーンでチェンジするので、また寝てまた起きてまた目覚まし止めて…という繰り返しで(笑)。本当に印象に残る思い出深い作品です」と話すと、中越は「毎回ベッドシーンなんですよ(笑)」と付け加え、笑顔を見せた。

また、撮影の現場ではあまり顔を合わすことのなかった二人だが「中越さんとは以前から、心の中の距離がとても近いなと感じていました。なので今回、夢の中で共有する役を二人で演じるということに、すごく縁を感じました」(黒谷)と今回の役どころにプライベートとの意外な共通点を見つけたよう。最後に、作品のテーマにちなんで「印象深い夢とは?」という質問に対して「幼少の頃に、白い大蛇に追いかけられた夢を見ました。絶対いつか良いことが起こると今でも信じています(笑)」(中越)、「何か正体の分からないものに追いかけられて逃げる夢をよく見ます。起きたときに『はっ』と驚くような。ユミ状態ですよ(笑)」(黒谷)とそれぞれ答えた。