イケメン修行僧たちの悩みは虫と密閉!? 仏教的青春学園コメディー「ぶっせん」がドラマ&舞台で初の実写化!
7月16日(火)スタートの連続ドラマ「ぶっせん」(毎週火曜夜2:29-3:06 TBS)のヒット祈願&記者会見が7月8日(月)、東京・増上寺で行われ、出演者の吉沢亮、桐山漣、鍵本輝(Lead)、平間壮一、佐々木喜英、諏訪雅、中別府葵、森廉、大堀こういち、袴田吉彦ら主要キャストが劇中の僧侶姿で勢ぞろいした。
同作は、'99~'01年まで講談社の漫画誌「モーニング」で連載され話題を呼んだ、三宅乱丈のデビュー作を実写化した学園コメディー。資金不足の寺が再建資金を集めるために開校した仏教専門学園、通称“ぶっせん”を舞台に、個性的な生徒たちが奇想天外な仏教的青春学園ライフを繰り広げる。さらに、ドラマ終了後の11月6日(水)からはドラマと同じキャストで舞台を上演。ドラマから飛び出した世界観を生で体験することができる。
ライバルの寺からスパイとして“ぶっせん”に潜入するも、すぐにバレてしまう新米修行僧・田村正助役で主演を務めるのは吉沢。山梨にある寺で合宿状態で行われているという撮影について、「山奥なので虫がすごいんです。夜になると15cmくらいのガが照明に寄って来たりして…僕、本当に虫が大嫌いで、たまに芝居どころじゃなくなるんです」と苦労を告白。
自称パンクロッカーの城敦を演じる桐山は、丸刈り姿について「この特殊メークは1人2時間以上かかるんです。ペロッてめくれてきたり、髪の毛が『コンニチハ』って出たりとかいろいろ大変な部分はあるんですけど、スタッフさんたちに支えてもらいながら頑張っています」とコメント。猛暑の中でのカツラは特に堪えるようで、「カツラを取った時はとてつもない開放感です。圧迫というより密閉という感じですね(笑)」と共演者たちの笑いを誘っていた。
妄想癖がある謎めいたキャラクター・渡辺由紀役で出演する鍵本は、自身が所属するダンス&ボーカルユニット・Leadとしてドラマのオープニングテーマ「GREEN DAYS」も担当。「視聴者の皆さんがこれから大笑いする準備運動になるような、聴いて元気になるような、夏らしく爽快でアッパーな曲に仕上がりました。メンバー全員で原作や台本などを見て『ぶっせん』の世界観を意識しながらレコーディングしました。ドラマに勢いを付けられたら」と語った。
ベテラン僧侶・雲信を演じる袴田は、原作のビジュアルに忠実な尖った頭に触れつつ「TBSに行った時、誰にも気付いてもらえなくて、知り合いのプロデューサーにも素通りされたんです」と苦笑しながらも、「素晴らしく面白い作品なので、スケジュールは過酷なんですが、いつも笑いの絶えない現場になっていて、それが見ている人に伝わればいいなと思ってこれからも頑張っていきたいです」とベテランらしい意気込みを語った。
なお、主題歌は吉沢、平間、中別府、森、諏訪によるユニット“極楽ボーイズ”による「ぶっせんサンバ」に決定。ミュージックビデオの撮影もノリノリだったそうで、記者に「鍵本のLeadとライバル対決?」と振られた吉沢からは、桐山らの耳打ちアドバイスを受けつつ「負ける気がしないです」と強気発言(?)も飛び出していた。
7月16日(火)スタート
毎週火曜夜2:29-3:06
TBSにて放送
舞台「ぶっせん」
11月6日(水)~17日(日)
東京・赤坂ACTシアターにて上演予定