「新婚さんいらっしゃい!」初のヨーロッパロケで初めての“同性カップル”が登場!

2013/07/10 06:00 配信

バラエティー

フランス・パリのセーヌ川のほとりでポーズを決める桂文枝(左)と山瀬まみ(右)(C)ABC

'71年の放送開始からことしで43年目を迎える長寿バラエティー「新婚さんいらっしゃい!」(テレビ朝日系)の公開収録がフランス・パリで行われ、司会の桂文枝、山瀬まみが当地在住の新婚さん(夫婦どちらかが日本人)を相手に軽妙なトークを展開した。同番組のヨーロッパロケはこれが初めてで、さらに番組史上初の同性カップルが登場したことが分かった。

同番組は、毎回2組の新婚カップルが出演する結婚トークバラエティー。司会の文枝とパートナーの山瀬が、知り合ったきっかけや恋愛中のエピソード、結婚式、新婚旅行、新婚生活の模様を聞き出す。出演する夫婦は文枝の話術に乗せられ、ノロケや愚痴、失敗談などを披露していく。現代の新婚さんたちの考え方や実態が、笑いと涙を交えてズームアップされる。

今回のパリ収録では、最近「同性婚」が法的に認められたフランスならではの同性カップルが登場。それが日本人の八代隆司さんとフランス人のレミイ・アルバイトさんで、二人は「番組に出演できて、とても光栄でうれしいです」と喜びを語った。そのほか、普段の日本での収録に負けない面白いカップルが3組出場し、番組名物の文枝による“椅子コケ”(新婚カップルがあまりに赤裸々な本音をもらした際のリアクション)も行われた。出演の新婚さんも観客も、和やかなムードの中で収録は無事終了となった。

ちなみに司会を務める文枝は'12年に「六代 桂文枝」を襲名後も精力的に活動を続け、7月16日(火)の誕生日で70歳を迎えることに。“古希”を迎えてもますます意気軒昂で、山瀬も番組のパートナーとなって丸16年になる。これからも二人がお茶の間に爽やかな笑いを届けていく。