7月18日(木)スタートのTBS系ドラマ「ぴんとこな」の制作発表会が同局の緑山スタジオで行われ、玉森裕太、中山優馬、川島海荷、松村北斗、ジェシー、山本耕史、榎木孝明、江波杏子、岸谷五朗の9人が登壇した。
同ドラマのタイトル「ぴんとこな」は歌舞伎用語で「男らしさと憎みきれない色気を併せ持つ二枚目の役柄」という意味。主人公となる歌舞伎界の御曹司・河村恭之助を玉森が演じる。また、ライバルの澤山一弥役を中山優馬が、ヒロインの千葉あやめ役を川島海荷がそれぞれ務め、次世代のトップスター候補である松村とジェシーがその脇を固める。さらに歌舞伎の先輩や重役として、山本、高嶋、榎木、江波、岸谷ら実力派の俳優が顔を揃える。
このドラマは、家柄を重んじる歌舞伎界で名門の御曹司として生まれたがゆえの宿命を背負った恭之助と、歌舞伎とは無縁の家に生まれた宿命にあらがいながら歌舞伎界のトップを目指す一弥の二人が、歌舞伎の技だけでなく一人の女性をめぐって火花を散らす青春ストーリー。
主演の玉森は恭之助について、「歌舞伎に対してやる気もなく、稽古をさぼってしまうようなダメ御曹司なのですが、実はとても純粋で熱い、一本芯の通った男です」と役柄を説明。さらにこの作品が、連続ドラマ史上初となる歌舞伎を題材にしたものであることについて「不安や緊張はありますが、400年という歌舞伎の歴史を汚さないように一生懸命にやらせていただきます」と力強く宣言した。一方、ライバルの一弥について中山は「一弥は名門の生まれではないのですが、歌舞伎のことが大好きで誰よりも努力する男です。3月から玉森君とずっと稽古をしてきましたので、自信を持って頑張りたいです」と意気込んだ。
司会の安東弘樹アナから最近の胸キュンエピソードについて聞かれると、川島は「番組で玉森さんに、わさびチョコを食べさせるというドッキリをかけさせてもらいました。でも、玉森さんが甘いものが苦手らしくて。それで食べてもらえるか不安だったんですけど、差し出したら嫌な顔をせずにすぐに食べてくれました。胸キュンです」と笑顔でエピソードを披露した。それを聞いた玉森は「海荷ちゃんの手作りだというので、それは食べましたよ!」と男気を感じるコメントで会場を胸キュンにさせた。
最後にファンへのメッセージを求められた玉森は「全く異なった環境で育った恭之助と一弥が切磋琢磨し、役者として、人間として、そして恋のライバルとしてもお互いに成長していく青春ラブストーリーです。ぜひ、この夏は『ぴんとこな』をよろしくお願いします!」とアピールした。
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