日本の職人魂を伝えたい!東山紀之が平凡な会社員役で主演
NHK総合で7月13日(土)から始まる土曜ドラマ「七つの会議」(毎週土曜 夜9:00-10:00 NHK総合 全4回)の試写会が7月10日、同局内にて行われ、出演者の東山紀之、吉田鋼太郎、演出の堀切園健太郎氏、制作統括の谷口卓敬氏が出席した。
本作は、直木賞作家・池井戸潤の同名小説のドラマ化。大手電気メーカーの子会社である東京建電を舞台に、企業が抱える体質、組織の一員として働くサラリーマンの矜持と悲哀、そして下請現場の人間模様などを浮き彫りにしながら、平凡な会社員、原島万二(東山)が会社内部の深い闇にのみ込まれていく姿を描く。
突然営業1課長に任命される主人公・原島万二を演じた東山は「このドラマを通じて、中小企業で働いている方たちの姿を垣間見ることで、そこの職人さんたちの“ちゃんとした物を、ちゃんと作ろう”という日本の素晴らしい職人魂を再発見しました。僕が感じた職人魂が画面を通して伝えられた良いなと思っております」と意気込んだ。
撮影中の話題になると吉田は「ある日、NGを出さない東山君が珍しく何回もせりふをかんだりしていたのですが、二日酔いなのかなって思ったんですよ(笑)。後で聞いたのですが、その日、第二子が産まれるか産まれないかといった日だったらしく、東山君の父親としての一面が見られた印象深い出来事でしたね」と貴重なエピソードを披露した。
最後に谷口氏は「このドラマは会議室で事件が起きており、そこに全てがあるドラマだと思います。会議室に渦巻いている人間の情念が宇宙のように見えるドラマを作ろうとスタッフと話し合い、見応えのある作品ができたかと思っております」と締めくくった。
7月13日(土)よりスタート
毎週土曜 夜9:00-10:00
※第2話、第4話は夜9:30-10:30
NHK総合で放送