小澤征悦が広告マンに!「ライバルとの“バチバチ感”を出したい」
NHK BSプレミアムで8月10(土)から放送するドラマ「POWER GAME」(毎週土曜 夜11:15-11:45)の完成試写会が7月25日に行われ、主演の小澤征悦のほか、共演の白石美帆が出席した。
同ドラマは、広告業界を舞台に“広告界のファンタジスタ”と呼ばれる城崎信也(小澤)と、“広告界のモンスター”といわれる黒岩博(袴田吉彦)の戦いを、時に熱く、時にコミカルに描く。東都広告のエース営業マンの城崎は、大手化粧品メーカーへの訪問の帰り、ライバル会社アドギブソンの営業マン・黒岩と出会う。新商品の広告受注をめぐる2人の敏腕広告マンの対決が始まる。
小澤は「袴田さんと、ライバル関係にある広告営業マン2人の“バチバチ感”を出していけたらいいな」と意気込みを。また、劇中のコメディータッチな演出については「演じてるこっちは大真面目でやっている。それを見ている人が真面目さゆえの滑稽さで笑える、というような感じでいけたらいいねと監督と話し合って決めました。ちょっとこう、見るとズレているという面白さのある、こういう作品に出合えて良かったなと思いました」と作品への愛着をみせた。さらに、初めて“広告マン”を演じて「芝居をしながらいろいろ気付いたことですが、広告業界の方たちはあいさつの声のトーンが高い。なんかこう『あざーっす!』みたいなね、それが楽しかった(笑)。あざーっす(笑)」と広告マン風に礼を述べ、会場を沸かせた。
一方、看護師や政治家にふんしたりと謎の多い女・尚美を演じる白石は「謎だけでなくて、男同士の戦いに敵なのか味方なのか目的は分からないんですけど、近付いていろんな場面でスパイスを効かせる役です。なぜ、この2人に近づいたのか、どんな目的があるのか、登場の仕方や変化などを楽しんでいただけたらと思います」と役の見どころを語った。また小澤について「ファンタジスタという称号がぴったりだなと思ったのは、現場の空気を温かく包み込んで、一緒に良い作品を作るぞという姿勢が全身から感じられたことです。こんな濃厚なお顔立ちをされている中で出てくるユーモアたっぷりな言葉であったりだとか…(笑)。そういうギャップが、ファンタジスタと呼ばれる魅力の一つなのかなと思います」と印象を明かした。
最後に小澤は「クライアントの要望に応えるために、3、4話では(日焼けで)顔が真っ黒になったり、5、6話ではある食品を食べ過ぎて真っ黄色になったり…(現実に)そこまでやるかな?という感じはしましたね。でも、実際の代理店の方に聞いたら、本当にそういうことはあると言っていました。とりあえず、5、6話で黄色くなります(笑)。乞うご期待です」と見どころをアピールした。
「POWER GAME」
8月10日(土)スタート
毎週土曜 夜11:15-11:45
NHK BSプレミアムで放送