朝ドラ「ごちそうさん」、め以子は嫁ぎ先の大阪でもすこぶる元気!
NHK総合、NHK BSプレミアムで9月30日(月)よりスタート予定の連続テレビ小説「ごちそうさん」。大阪編クランクインに伴って記者会見が8月20日にNHK大阪放送局で行われ、主人公・卯野め以子を演じる杏をはじめ、東出昌大、近藤正臣、宮崎美子、キムラ緑子、高畑充希、和田正人ら出演者が出席した。
大正モダン華やかなりしころの大阪。東京の洋食店で育っため以子(杏)は、街作りに命を懸けるへんくつな大阪男・西門悠太郎(東出)に恋をして大阪に嫁ぐ。同作は激動の大正・昭和期に“ご飯の力”でみんなを元気にしていく、生命力あふれるヒロインの姿を描く。
め以子役の杏は「前回の取材会は『東京編』で、(め以子が)嫁ぐ前の女学生姿で行ったのですが、今日は同じスタジオとは思えないほど、衣装やセットの雰囲気が変わっているのを感じていただけたのではないかと思います。その中で、(嫁ぎ先での出来事に)戸惑いながらも元気にやっていっている“め以子”を日々楽しく演じております」と大阪編での心境を語った。
め以子の夫・西門悠太郎役の東出昌大は「ほんとに、ヒロインのめ以子さんも一日中撮影だし、その他の皆様も、『今が夏だ』って実感できないぐらいずっと室内にこもって撮影をしています。でも、現場の空気が本当にいい。今はこの現場に入れて良かったなって思う気持ちもあるんですけど、それ以上に力いっぱいできれば、と思ってやってます。今後とも頑張ります」と意気込んだ。
「風のハルカ」('05-'06年)以来、連続テレビ小説2度目出演となる宮崎美子は「私はまず、大阪弁の方言テープを聞いて、指導の先生に聞いていただきながら格闘しているところなんですけれども。時々、(監督に)『そこ、台本にないけどアドリブで』と言われるのが一番困るんですよね。この間、私と東出くんの2人しかアドリブ言えないんだけれど(監督から)『2人でやってくれ』と言われて。だって2人とも大阪弁、駄目なんですよ。一番駄目な2人が無口になって、『早くそっちがなんか言って言って』という気持ちで催促していました(笑)」と撮影時の苦労を明かした。
最後に杏は「今日は夏の設定で、装いもみなさん爽やかな出で立ちとなっています。これからは、(ドラマの中で)冬の季節やいろいろな行事をやっていきますので、私自身楽しみたいと思っています。放送はまだまだ先ですけれども、楽しみにしていただけると幸いです」と締めくくった。
9月30日(月)スタート(全150回)
NHK総合、NHK BSプレミアムで放送