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「サワコの朝」が放送100回! ビートたけしの素顔に迫る!!

2013/09/03 17:43

「視聴者を置き去りにしないように心掛けている」と語るMCの阿川佐和子
「視聴者を置き去りにしないように心掛けている」と語るMCの阿川佐和子

阿川佐和子がMCを務める対談番組「サワコの朝」(TBS系)が9月28日(土)放送分で100回を迎えるのにあたり、その収録後に阿川が取材に応じた。

番組は'11年10月にスタート。これまでに、歌舞伎俳優の松本幸四郎(第1回)やテニスの伊達公子選手(第31回)、学者のドナルド・キーン氏(第46回)、作家の瀬戸内寂聴氏(第95回)ら、幅広いジャンルのゲストを迎えてきた。そして記念すべき100回目のゲストは、テレビ朝日系で放送中の討論番組「たけしのTVタックル」で長年共演しているビートたけし。阿川は「よくぞここまで続きました。なるべくシンプルにゲストの話を真しに聞く。(ゲストが選んだ)音楽を2曲紹介する以外は、何の決まり事もない単純な番組。飽きない番組として、生き続けられるといい」と、今後の番組への抱負を語った。

100人目のゲスト・たけしについては、「本当に緊張した。いつもお会いしているものの、今さら何を話せば…という気持ちもある。でも、優しいオーラを出してくださって、自然に話が出来た」と明かした。たけしと一対一で対談するのは、北野武監督の映画「HANA-BI」('98年)が、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した時以来だという。「たけしさんは実はまともで、礼を尽くす方。権威とか立場とか地位では人を判断しない。どうしてそんな精神構造が生まれたのか、知りたかった」と、今回の対談への思いを語った。収録で阿川は、「インタビューの達人」ぶりをいかんなく発揮。たけしから幼少期の両親との思い出や、芸人の街・浅草への思い、暴力映画を撮る理由、引退への考え方、子供たちへのメッセージなどを聞き出し、素顔のたけし像を引き出すことに成功した。

週刊文春でも対談記事を長期連載中の阿川は、活字と映像の違いについて「テレビでは私のリアクションの顔やゲストの表情など、活字では出ないことも出ちゃう。だまってうなづくだけでも、テレビでは成立する。リズム感や間は活字では表現できない。その分、テレビでは綿密に聞かないといけない。それぞれに一長一短があると思う」と語った。

放送100回を迎えられた秘訣について、阿川は「自分でゲストを選ばないことが多い。私の趣味だけで対談していたら、あっという間に終わっていたと思う」と冷静に分析。「スタッフから聞いた、全然興味のない人に会った時に、すごく魅力的だと思ったこともある。趣味の合わないスタッフが沢山いた方が、(番組は)面白くなるのでは」と笑った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「サワコの朝」
毎週土曜朝7:30-8:00
TBS系にて放送

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