傷ついた少女たちが世界を救う! でんぱ組.incが特撮ヒロインに挑戦
9月21日(土)より劇場公開と動画配信(日本・全世界同時配信)が行われる「白魔女学園」の制作会見が行われ、主演を務めるでんぱ組.incが登場した。
「白魔女学園」はアニメ「けいおん！」などを手掛ける脚本家・吉田玲子と特撮で定評のある監督・坂本浩一がタッグを組んだ作品で、心に傷を負った少女が同じように傷ついた仲間と出会い、少女たちが傷つかない世界をつくるために“白魔女”になる事を目指すストーリー。主人公・もがは妹を失った事で心に傷を負い、少女たちを守るために戦っている大きな翼を持った白魔女を育成する「白魔女学園」への入学を決めた。そこで自分と同じように傷ついた少女たちと出会い、“少しでも多くの傷ついた女の子を救いたい”という共通の目的を持ち、魔力を取得するための厳しい課題を共に乗り越えていった。やがて魔法を使えるようになり、学園生活に希望が見えたとき、最後の課題が与えられる。それは“互いに殺し合い最後に残った1人が白魔女になれる”という、彼女たちにとって残酷な戦いだった。
主人公を演じる最上もがは「演技もアクションも初めて挑戦することの連続で難しかった。でも、スタッフやメンバーと一緒に頑張れて充実していました」と感想を。主人公と共に“白魔女”を目指す同級生を演じた成瀬瑛美は自身の役について「前半は前向きで仲間が好きというキャラクターだけど、中盤で最初に仲間を裏切るという役です。私たちメンバーを見て、役のキャラクター設定が作られているので、自分でも気付いてない“黒い部分”があって、それを見抜かれたのかと思いました」と答えると、メンバーから「そうなの！？」「私たちだまされていた？」と問い詰められていた。また、でんぱ組.incの中でただ一人、上級生役を演じる事になった相沢梨紗は“友達同士で戦う”設定について「アニメや映画では展開としてあり得る設定だと思います。でも、何かを得るために誰かを殺すという状況になった時、悲しみや痛みを伴っているからストーリーとして成り立つと思うので、結果的には殺してしまうが、殺してはいけないんだと悟らせている作品になっていると思います」と分析していた。
さらに、今回の“魔法”の設定とでんぱ組.incの得意とするオタクをかけて「得意のオタク要素が魔法として使えたら、どんな魔法になる？」という質問が飛ぶと、藤咲彩音が「“手を挙げればゴミを集められる”魔法、“ワープができる”魔法」と夢のような回答をする一方、古川未鈴からは「家に居ながら収入を維持できる方法」という現実的な回答が飛び出したり、メンバーの特長から“こんな魔法が使えそう”と互いに提案したり、新たな設定作りに話が膨らんでいた。
最後に、全世界への同時配信という新しい試みについて聞かれると、夢眠ねむは「萌えや百合といった日本の“中二病”に初めて触れる人もいると思いますが、坂本監督イズムみたいなセクシーな部分もあり、強烈に印象に残るのではないかと思います」とアピールした。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
●劇場限定版
'13年9月21日(土)より新宿バルト9にて公開予定
●動画配信(ネット版／全10話)
日本国内：テレ朝動画（http://www.tv-asahi.co.jp/douga/index.php） ほかで配信予定
全世界(日本除く)：viki（http://www.viki.com/） にて配信予定
