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Sound Scheduleがことしもツアーを開催! その意気込みを語る

2013/09/19 19:39

9月20日(金)より1年ぶりのツアーがスタートするSound Schedule
9月20日(金)より1年ぶりのツアーがスタートするSound Schedule

2011年に再結成したSound Scheduleがことしも東京・渋谷を皮切りに全国ツアーを敢行。ツアーにかける意気込みなどを聞いた。

――まずは昨年のツアーを振り返っていかがでしたか?

沖 これだけの人が待っていてくれたのは「うれしい」の一言に尽きますね。ここにも来てほしいとか、そういう声が終了後に聞けて、こっちとしてはシメシメっていう。

川原 リキッドルームは解散前もワンマンをやったことのない会場だったので、再結成してからキャパが上がるのか、みたいなオモシロいところもあったんですけど(笑)、本当にいい空間でライブができたので、やってよかったなと思っています。

大石 おととしの再結成ツアーはバンドが「復活」するという意味合いが大きかったと思うんです。手応え次第では単発のツアーで終わっていたかもしれない。そう考えると2年連続でツアーを行えたことはバンドを続けていきたいという強い気持ちと、バンドの推進力につながっていったように思えるので、それはすごくよかったです。

――前回をふまえて今回のツアーで新たに挑戦してみたいことはありますか?

沖 総括的なことができればいいなっていうのと、リリースがないのでライブに集中にしたいですね。新曲があると体にまだなじんでいないのもあって緊張するんですよ。反応も気になるし。幸いことしはそういうのがない状態なので、1曲1曲をかみしめてできたらいいなと思います。

大石 マイクもギターも心意気も去年と全く同じです(笑)。でも、今まであまりライブでやらなかった曲にトライしてみたいかな。サウスケは昔こんなオモシロい曲をやってたんだよーって、みんなには内緒の秘密のカードを出すようないたずら心感覚で。

――昨年のツアーで新曲を披露して、手応えはありましたか?

沖 今の僕らから生まれる音を提示できたのはよかったと思います。けど、やっぱり「ピーターパンシンドローム」とか、昔の曲をやったときの盛り上がりがすごくて、最終的に求めているのはここなのかっていうのはあります。全然悪いことではないけど、そっちのほうがニーズがあるんだなってライブをやるたびに実感させられる(笑)。

川原 ずっと音楽をやっている人だったら未だに「ピーターパンシンドローム」をやっていていいのかって話になると思うんです。でも、僕らのスタンスとしては1年に1回のお祭りで、みんな集まってくれるからって堂々とできる良さはありますね。ただ、やっている以上は新しいものを出したい気持ちもあるんですけど、浸透する時間があまりなくて。前回のツアーでは新曲を口ずさんでくれていた人もいるけれど、全員が歌えたわけではないと思うんです。なので、そのリベンジはしたいなと思います。

――再結成後、ツアーは年に1回ペースですが、間隔があくことで改めて気付いたメンバーの良さや変わった点はありますか?

沖 みんな大人になったなって(笑)。リハでのやりとりがより建設的になったというか。感情論ではないところがメインで会話が進むようになったところですね。以前は根拠のないまま曲が決まったりしていたんですが、今は明確な理由があって、だからこうしたほうがいいんじゃないかっていう会話が増えました。

川原 今言ったことが多分いちばん大きいと思いますけど、昔は本当に何も考えていなかったんですよ(笑)。今はいい意味でこうしたいっていうのを音に出して会話していけるようになったので、おもしろいなと思いますね。自分たちの音楽として何を思っていきたいかっていうのを話し合いながらできているのは、余裕があるからだと思うんです。あまり難しく考えてないし。

大石 良い所はみんな優しくて世話焼きさんなところですかね。川原くんはプレイングディレクターとして活動全体のスタッフワークを買って出てくれていて、本当にしっかりバンドをコーディネートしてくれています。沖くんはリハーサルスタジオに入る時、予習復習をしっかりしてきてくれます(笑)。ウェブ制作の面でも動いてくれていますし、人知れずバンドの活動を支えてくれているのではないか、と。

――最後にツアーへの意気込みをお願いします。

沖 ことしも年に1回だったけど、いいライブだったね、来年もまたやってほしいねって言ってもらえればうれしいですね。気負いなく、去年以上に楽しめればいいなって思います。

川原 馴染みのある曲でも新鮮に聴こえる、“ドキドキするライブ”にしたいですね。あとは、ファンの方が友達を呼んでも恥ずかしくないライブにできれば(笑)。

大石 再結成から3年が経ちました。自分たちのペースを守りながらの活動ですが、今回のツアーでもソールドアウトの会場がちらほら。本当にありがたいことです。こんなバンドですがこれからも仲良くしてください。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

Live tour「PLACE 2013」
9月20日(金)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
9月21日(土)名古屋 ell.FITS.ALL
9月28日(土)大阪 BIGCAT
10月20日(日)神戸 ARTHOUSE

DVD「Sound Schedule Live Tour“PLACE2012”」
9/20(金)発売
3200円
17曲収録
※ライブ会場でのみ販売 完全限定生産盤

画像一覧
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  • 9月20日(金)より1年ぶりのツアーがスタートするSound Schedule
  • 【写真】(左から)ドラム・コーラスの川原洋二とベース・コーラスの沖裕志
  • 今回のツアーに関し、沖は「去年は新曲の反応とかが気がかりだったけど、ことしはもっと一緒に楽しめたらいいなと思います」
  • 新曲の聞き所について川原は「1つ1つの音の意味合いとか強さを大事にしているので、そういうところを聞いていただけたら」
  • 現在バンドの雰囲気がいいのは、「ややこしいことがないからです(笑)」
  • 会場限定で販売されるDVDには昨年のツアーファイナルの模様を収録

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