10月12日(土)より放送される、日本テレビ系土曜ドラマ「東京バンドワゴン~下町大家族物語」の制作発表会見が、22日に東京・汐留の日本テレビにて行われた。
「東京バンドワゴン」は、雑誌「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー・2009年12月号)の読者アンケートで「映像化してほしい小説」の第1位に選ばれた、小路幸也の人気小説「東京バンドワゴン」シリーズのテレビドラマ化作品。東京の下町にある老舗古書店を舞台に、店を営む4世代8人の大家族・堀田家に巻き起こるさまざまな事件を描いていく新感覚のホームドラマだ。
会見には、堀田家の次男・青を演じる主演の亀梨和也を筆頭に、多部未華子、ミムラ、金子ノブアキ、平愛梨、尾澤ルナ、君野夢真、加賀まりこ、平泉成、井ノ原快彦、玉置浩二という、豪華キャスト11人が集結。また、原作者の小路幸也氏と、脚本を務める大森美香氏も登場。作品の魅力や、作品作りに懸ける思いなどを語った。
亀梨は、「僕自身もホームドラマというジャンルは初めてなんですが、撮影当初から多くの出演者の皆さんと、家族のように和気あいあいと撮影を進めさせてもらっています。ファンの多い原作をドラマ化するにあたって、自分が(主役の)青を演じるということで、いい緊張感の中で楽しくやらせてもらっています。今の時代なかなかないような、古き良き家庭像でありながらも、その中で今風に生きている新たな家庭像を提示していけたらいいなと思っています」と抱負を語った。
青の父で、伝説のロッカーを演じる玉置は、「(出演依頼を)7回断りました」と驚きのカミングアウトを。それでも「現場のムードメーカーは?」との質問に対し、亀梨が「玉置さんです!」と即答するなど、共演者からの信頼は厚い様子。「ものすごい晴れ男で台風も逸らした」「いつも歌っていて、スタッフは歌声の中で作業している」など、現場でのエピソードは事欠かないようだ。
「自身にとって家族とは?」と問われると、亀梨は「僕も大家族の一員なんですが、子供の頃は当たり前にいた存在が、時間がたつにつれてちゃんと意識していかなきゃいけない関係だと感じるし、安心できる場所であると同時にすごく刺激的な場所だと思います。かけがえのない存在です」と述べた。一方、玉置は「金メダルかな。そこにあってもなくても、決して消えない愛。愛してます!」と回答。平泉は「至宝っていうか、宝物ですね。大切なものです」とコメントした。
また、亀梨と玉置がスペシャルユニット「堀田家BAND」を結成し、11月6日(水)にリリースされる「サヨナラ☆ありがとう」で、番組のメーンテーマを担当することが発表された。この曲について、作詞・作曲を手掛けた玉置は「期待に応えなきゃいけないと思って、3回作り直しました。みんなの思いが入っています」と意気込みを。また、玉置の「安全地帯とKAT-TUNを解散します!」というボケに対し、亀梨は「しません、しません!」と即座に否定し笑いを誘うなど、会見では2人の仲の良さがうかがえた。
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