田中圭連ドラ単独初主演ドラマは、30年間のゲーム史をたどる物語!
10月4日(金)からスタートする田中圭主演のドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」(テレビ東京ほか)の制作発表会見が10月3日に都内で行われた。会見には主演の田中圭をはじめ、波瑠、浜野謙太、佐藤二朗、脚本を手掛ける佐藤大氏、鈴村展弘監督、石田雄介監督が登壇した。
ノーコン・キッドとは、ワンコイン(ノーコンティニュー)でゲームをクリアする人物を意味する。毎回ドラマのテーマとなる往年のゲームが登場。登場人物たちが実際にゲームをプレーし、それがドラマの話にもリンクしていくという全く新しいドラマになっている。
連続ドラマ単独初主演となる田中は「時間帯はちょっと遅いんですけど、だからこそできる面白さや挑戦がたくさんあります。一人でも多くの人に楽しんでもらえるように撮影に臨んでいます。よろしくお願いします!」とアピール。田中は、「ゲーセンわたなべ」を営む雅史の息子・礼治を演じる。
礼治の親友でゲーム少年・木戸を演じる浜野は「現場でいろんなゲームが置いてあって、出演者でやっているんですが、毎回毎回田中圭くんにボコボコされて(笑)。ゲームはそんなにやったことなかったんですけど、今回ゲームに囲まれて、ゲームってこんなに楽しいんだ!と感動しています」と役とは正反対の一面をのぞかせた。
礼治の父親・雅史を演じる佐藤二朗は「いつものようにおちゃらけた芝居もやってるんですけど、この3人(田中、波瑠、浜野)を温かく見守ることはしっかりやらなきゃいけないなと思って演じました。圭くんとの年の差も自分と父親と同じなので、自分の父親を思いながら、演じました。父親に見てほしいです」と明かした。
また、本作は1983年から30年間が描かれる。田中は「第1話は15歳の役なんですけど、今29歳なので、どう考えてみても『無理だろ!』と思っていました(笑)。でも、15歳から45歳までの30年間を演じるなんてなかなかできないことなので(オファーを受けた)」と喜びを語っている。一方、波瑠は「私は45歳の自分が全然想像できませんでした。でも、時代によって変化する衣装やセットなどの環境に手伝ってもらいながら演じています」とコメント。浜野は「15歳の役のときは、ひたすらひげを剃りましたね(笑)。昼になると、剃ったはずのひげがガンガン生えてきちゃって、一時中断したこともありました」と撮影秘話を明かした。
脚本の佐藤大氏は「すべての人にゲーム史があるので、このドラマを見た後にそれぞれのゲーム史を語り合っていただけたら、この企画に意味があると思います」とメッセージ。最後に田中は「30年分の物語と感情の流れがあるので、第1話から第12話まですべて見ていただいたときに、礼治という男の成長が分かるようにしました。ぜひ全部見て下さい!」と締めくくった。
10月4日(金)スタート
毎週金曜夜0:52-1:23
テレビ東京ほかにて放送