乃木坂46が10月6日に東京・国立代々木競技場第一体育館で「真夏の全国ツアー2013 FINAL」を開催。昼夜2公演にそれぞれ1万2000人のファンを集め、夏の“Zeppツアー”から続く公演の最後を締めくくった。
さらに、11月27日(水)に発売される7thシングルの選抜メンバーとそのフォーメーションも発表。センターはなんと二期生の堀未央奈が務めることになった。
夜公演は「ガールズルール」からスタート。通常のライブパフォーマンスに加え、「乃木坂46 秋の大運動会」と題して桜井玲香率いる紅チームと、白石麻衣率いる青チームの2チームに分かれての運動会が行われたり、生田絵梨花のピアノとストリングスに合わせた「君の名は希望」の感動的な演出があったりと、会場は大いに盛り上がった。
そして、「ぐるぐるカーテン」を披露してライブ本編が終了した後、アンコールの掛け声が響く中、前方スクリーンに「重大発表」の文字が映し出され、今までの乃木坂46の選抜の固定人数である16人に更に1名加わった「16名プラスワン」として17人の選抜メンバーが発表されることに。今回のフォーメンーションは1列目5人、2列目4人、3列目8人で、1列目のセンターを除いた1、2列目の8人が八福神という布陣。
まず、3列目のメンバーが1人ずつ次々と紹介されたが、衛藤美彩、川後陽菜、中元日芽香の3人が初の選抜入りを果たし、齋藤飛鳥が選抜に返り咲くなど、大きな歓声が生まれる場面も。
2列目、1列目の発表が続き、残り2名。そこで、八福神の最後として6thシングル「ガールズルール」のセンター・白石が発表されると、会場には「では、センターは一体誰!?」という緊張感が漂う。そして、スクリーンにはなんと「堀未央奈」の文字が。二期生メンバーのいきなりの大抜擢という衝撃に、会場はどよめきに包まれた。
緊張した面持ちでステージ登場した堀は、「岐阜県出身、高校2年生16歳の堀未央奈です。初めてのことばかりで不安ですが、私なりに全力で頑張っていきます」と意気込みを語った。キャプテンの桜井があらためてあいさつした後、1stシングルから5thシングルまでセンターを務めた生駒里奈が「センターとして堀ちゃんの色を出していってね。一期生・二期生含め、全員が乃木坂46だから、グループの色を出すのがセンターだよ」とエールを送り、6thシングルのセンター白石からは「不安だろうけど、一期生が周りにいっぱいいるから頼ってね。返事ははっきり、大きな声で!」とアドバイスが送られ、新センター堀は終始涙を浮かべていた。
最後に、全員で「乃木坂の詩」、そして2度目の「ガールズルール」を歌い、メドレー各曲も含め全27曲でライブは幕を閉じた
この他、昼公演では初の東京・日本武道館での公演が12月20日(金)に行われることもサプライズ発表された。2期生の堀未央奈を新しくセンターに迎え、年末のライブも控えている新生・乃木坂46のこの秋の動向から目が離せない。