ドラマ初出演の尾澤ルナ「お芝居もできるアイドルになりたい」
日本テレビ系で放送中の「東京バンドワゴン~下町大家族物語」で、大家族・堀田家の一員、花陽(かよ)役でドラマ初出演を果たした尾澤ルナ。名古屋でアイドルグループ「NAGOYA Chubu」として活動している傍ら、上京して同ドラマの撮影に臨んでいる。花陽は亀梨和也演じる堀田青のめいで、青に対して淡い恋心を抱く小学生。初めての演技に挑む尾澤に、撮影現場や心境について尋ねてみた。
――ドラマは初めてなんですよね?
はい。初めてです。(現場は)とても楽しいです。亀梨(和也)さんは面白い話をしてくれますし、ドナルドダックの物まねがすごく上手でみんなを笑わせてくれます。亀梨さんが盛り上げてくれるので、みんなで楽しくわいわいできていると思います。
――まるで本物の家族みたいに見えますが。
そうですね。ミムラさんみたいなお母さんもいたらいいなと思います。ミムラさん、すごく優しいんですよ。演技で声をもう少しはった方が聞こえやすいよとかアドバイスをくれます。本当にもう一つの家族みたいで不思議な気持ちになります。セット内の家も本当の家に感じてしまって、外が夜でも朝のシーンとか昼のシーンとかは、本当にそう感じることもあります。本当の家みたいに感じちゃうんで不思議だなと思います。
――花陽は井ノ原快彦演じる藤島に勉強を教わりますが、藤島みたいな家庭教師がいたらどうしますか?
漢字とか算数を教えてほしいですね。名古屋から東京に通っているんですけど、東京でも勉強はしないといけないんで。(藤島みたいな)家庭教師がいたらいいなと思いますね。
――そんな藤島の魅力はどこですか?
カフェで「誰か勉強見てくれない?」って言ったときにちょうど藤島さんがいて、最初に藤島さんが「僕やりますよ」って言ってくれて。話しやすく、気さくなところから(花陽は)興味を持ったのかなと思います。
――現場で井ノ原さんとは話をしますか?
話します。勉強するシーンや、休憩中にも井ノ原さんと一緒に問題を見たりして、「ここなんだっけな?」みたいな感じで、真剣に勉強を考えてくれたりします。あと、変顔してくれるんですよ(笑)。みんなで楽しく笑っています。
――ご自身と花陽の似ているところはありますか?
花陽とは似ていると思います。花陽みたいにしっかり者かどうかは分からないですけど(笑)。花陽は実は悩みを持っている子で、私も悩んだりするけど、花陽と同じくみんなの前では笑顔でいたいなと思っています。
――女優とアイドルの現場で違いはありますか?
アイドルのときはみんなで楽しく踊って汗かいたりするんです。(ドラマの)現場ではわいわいはするけど、本番ではキリッと変わるので、そこは違いますね。今はアイドルを頑張りたいですが、中学、高校と大きくなったら、女優業ももっとやっていきたいなと思います。お芝居もできるアイドルがいいな!
――家族からはどのように言われていますか?
ドラマの放送をすごく楽しみにしてくれています。私は撮影もあるので、1話から2話の間がすごく早く感じましたが、家族は「まだかなまだかなー」って言っていて、待ちきれないようです(笑)。
――ドラマでは自分のどこを見てほしいですか?
花陽は青ちゃんが大好きじゃないですか。青ちゃんの恋人になるすずみちゃん(多部未華子)に嫉妬もしちゃうんです。でも、藤島さんに気持ちがいったり(笑)。気持ちがすっと移り変わるところも見てほしいですね。花陽にとっては初恋なんじゃないかな。見守ってください!
毎週土曜 夜9:00-9:54
日本テレビ系で放送