「ホムカミ」MC・さまぁ～ず語る! 『見出したら見ちゃうよ！』
日本に住む外国人の里帰りに焦点を当てたバラエティー「ホムカミ～ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り～」(毎週日曜夜10:00-10:54、TBS系)。さまざまな故郷での出会いと別れを取り上げる、ちょっぴり異色な番組の司会を務めるさまぁ～ず(大竹一樹、三村マサカズ)に、番組について尋ねてみた。
――今回の収録(11月24日放送のタイ編。料理研究家として日本で働くタイ人女性の里帰りを紹介)を終えての感想はいかがでしたか。
三村：今までの「ホムカミ」とちょっと違う新しいパターンというか、お母さんと娘以外、(里帰りした女性を)誰も料理研究家と思ってくれなくて、料理研究家という概念もレストランもないところで。
大竹：それを認めさせるために帰るっていう（新しいパターン）。
三村：初のパターンですね。
――他の番組とは違うと思うところを教えてください。
大竹：収録に来るみなさんが外国絡みの人っていうところかな。あと、故郷が遠い人たちが共感するような(番組である)ところ。
三村：ボビー(・オロゴン)なんか毎回共感しまくっているからね。
大竹：スタッフが言っていましたけど演出がないんですって。下見も行けないし、本当に3人くらいのスタッフが一緒について行って、本人がどうしたいかに合わせるだけだって。だから、ロケに行ったタレントさんも自然にやれたって言いますね。
――親善大使としてロケに行けたらいいですね。
三村：ん～大自然みたいなところはいいなと思うんですけど、全員の(VTR)を見ていると過酷なんですよね(笑)。
大竹：われわれには無理でしょうね。三村さんなんか、ひざがグニャグニャですから(笑)。今回のタイだとそんなに遠くないイメージがあったんで、「あれ、帰れるんじゃないか」みたいな。でも理由があって、テレビのスタッフが来てくれて(やっと)帰れたみたいなところがあるんですよ。だから帰れるんだけど理由があって(帰れない)、なにか認められないと帰れないとか。そういう理由のバージョンで行けたらいいなと思いますね。
――共演者のSHELLYさんについての印象をお聞かせください。
大竹：SHELLYって淡々とやっているような感じするじゃないですか。それで、(収録の合間に)500mlのペットボトルの水がきたんですよ。
三村：(普通は)口を潤す感じで、みんな終わるんですけど。
大竹：500mlいっきに全部飲んじゃって。どうしたんだ～おまえって。そしたら収録のたびにすごく緊張していたって。
三村：おれ、普通にクールにやっているから、緊張しないと思っていたら、緊張感あったんだな～。もっとリラックスしてエンジョイみたいな感じでやるのかなと思っていたら、意外と緊張してガチガチ。日本人と感覚が一緒なんだな、と。そこに驚きましたね。
――さまぁ～ずさんも収録では緊張されていますか。
三村：俺らは緊張しちゃうと周りも緊張しちゃうんで、すごくリラックスしてやらせてもらってます。
大竹：だいぶふざけてる感じに映っちゃうと思いますけど、ちゃんとやっています。でも、ちゃんとやってないのかな～(笑)。ただ、ゲストの方には楽しく帰ってほしいなっていうのはありますね。
三村：そう、なにこの番組って思われたくはないですね。あ～楽しかったって言って帰ってもらえるのが一番うれしいですね。
――番組ついて読者へのメッセージをお願いします。
大竹：見出したら見ちゃうよ！
三村：(里帰りするのに)「えっ、まだ(乗り物に)乗んの？」とか、景色がやっぱ日本と違うところとかが面白いんですよ。
大竹：あと出てきた人の素の出会いと別れが見られるから面白いんですよね。ある回で子供がおじいちゃんをずっと見るシーンがあるんですけど、死んじゃうかもしれない、もう会えないおじいちゃんを小さい子供が目に焼き付けているみたいな感じで。すごいシーンでした。演出だと思いつかないですよね。そういうのが飛び出します。だから一度ご覧になってください。
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毎週日曜 夜10.00-10.54
TBS系で放送
