KBC(九州朝日放送)の朝の情報番組「アサデス。KBC」の名物コーナー“福岡県民遺産”がバージョンアップした特番「あっぱれ!ニッポン国民遺産」の第3弾が、テレビ朝日系で'14年1月13日(月・祝)に放送されることが分かった。レギュラーの関根勤は「実は番組内で僕ら出演者もすご技に挑戦してみたんですが、番組をご覧いただければ僕らと名人の差を明確に分かっていただけると思います」と力強くアピールした。
同番組は'12年から3年連続で毎年1月に放送されてきた、地元の職人たちのすご技を紹介するKBC制作の人気バラエティー。人知れず職場でコツコツと仕事に専念するあまり、いつしかすご技を身に付けた全国の職人を徹底リサーチして紹介していく。勤勉を美徳とする器用で真面目な日本人だからこそ成し得た驚がくの職人技と、スゴ技の裏に秘められた感動エピソードの数々は、正月ボケも吹き飛ぶほどの絶大なインパクトがある。技のすごさに驚き、感動すると同時に日本人であることを誇りに思うこと必至だ。
ジョニー・デップがご機嫌で来日できる“巧みな話術と気遣い”で生み出した「海外スター御用達SP」や、大量のご飯と具をまるで生き物のように宙に舞わせて炒めながらチャーハンを作る「豪快!鍋振り料理人」など、今回登場する職人たちも文句なしのスゴ技の持ち主ばかり。スタジオで見守った関根や山瀬まみ、カンニング竹山らは思わず何度ものけぞるなど、盛り上がりつつ、独自の視点で職人たちの“スゴ技”を斬っていった。
また、レギュラーの関根がスタジオを飛び出し、現地レポートにも初挑戦。関根は、女性会社員を中心に人気を集めるミニサイズたい焼きを販売する東京・有楽町の店へ。焼きあがった24個のミニたい焼きをわずか6秒足らずで角型トレーに取り上げていく技を披露する。一方、山瀬は大阪・北新地にある人気すし店へ。手元を見ず、ひたすら会話を続けながらサクサクと包丁でキュウリを千切りにする名人芸は、山瀬をあぜんとさせた。
ロケの感想について、関根は「たい焼きを取り上げるスピードにビックリしました! とにかく売れる商品なので、そのために速く焼こうというお客様を思うがゆえに磨いた技術だということを知り、素晴らしいと思いました。僕自身の人に誇れるスゴ技は、テンションの低い犬でもテンションを高くしてしまう技! ものすごいテンションで絡むと普段は大人しい犬でもノッてくるんですよ(笑)」と感激したことを明かしつつ“珍技”もアピールした。
一方、山瀬は「私がロケで訪れた千切り名人もスゴかったです! あの技は一歩間違えれば、血の惨劇なわけですよ。聞けば名人はプロになってから一度も手を切ったことがないんですって。一回でもけがをするような技なら『スゴいでしょ?』と言って披露できないと思いますし、そこが“スゴ技”たるゆえんなんだなと思いました」と、名人芸を手放しで絶賛した。
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