乃木坂46が12月20日に東京・日本武道館で「乃木坂46 Merry X'mas Show 2013」を開催。乃木坂46にとって同所での単独ライブは初めてで、立ち見席も完売し、1万2000人を動員した。白石麻衣が「ずっと夢だったのですが、ファンの皆さんのおかげでこんなに早く実現することが出来て本当にうれしいです。ありがとうございます!」と語ったように、日本武道館での公演は乃木坂46にとっての夢であり目標で、メンバーそれぞれが感動を噛み締めながらのパフォーマンスとなった。
ライブは「おいでシャンプー」からスタート。「ガールズルール」「世界で一番 孤独なLover」「13日の金曜日」と続き、二期生の堀未央奈がセンターを務める「バレッタ」と歌い上げる。
最初のMCの後、「月の大きさ」「初恋の人を今でも」「失いたくないから」「やさしさとは」「私のために 誰かのために」「会いたかったかもしれない」を熱唱。
さらに、この日は「ファンの皆さんと一緒にクリスマスを楽しみたい」というメンバーの思いの下、ライブの随所にクリスマスを連想させる演出が満載だったが、ここで本場のゴスペルシンガーのジングルからスタートする「X'mas スペシャルメドレー」を披露。トナカイやサンタに扮したメンバーが伝統的なクリスマスソングを歌うなか、ファンがサイリウムを振り、日本武道館が一体になる様子は幻想的ですらあった。また、「バレッタ」のセンター・堀未央奈と八福神の9人がソリに乗り、スクリーンに映し出されたクリスマスの街中を巡るシーンでは、ライバルであるAKB48の聖地、東京・秋葉原のAKB48劇場を訪れるといった演出も。そして、「バレッタ」も再びクリスマスバージョンで歌い、「そんなバカな…」と続けた。
その後のMCの最中、“緊急告知”の文字がスクリーンに突如現れると会場からは大きなどよめきが起こる。メンバーにも完全サプライズで、'14年2月22日(土)のデビュー記念日に神奈川・横浜アリーナで2周年記念ライブが開催されることが発表されると、ステージ上であることを忘れ感動の涙を流すメンバーと共に、ファンも大熱狂した。
「ぐるぐるカーテン」「指望遠鏡」と続いた後、生田絵梨花が「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京系)の“大食い対決”で負けたリベンジを果たすために宿敵・松村沙友理と戦うコーナーも。「他の星から」「でこぴん」「ハウス!」「制服のマネキン」と熱唱した後、現センターの堀未央奈がメンバーを代表して「私はこれからも、何があっても乃木坂46のためにベストを尽くして頑張っていきたいと思いますので、これからも乃木坂46をよろしくお願いします。きょうは本当にありがとうございました」とあいさつ。最後に「君の名は希望」を歌って本編が終了した。
アンコールではメンバーがTシャツに着替えて登場。「走れ!Bicycle」「乃木坂の詩」の後、本日3回目の「バレッタ」で、全24曲の初の日本武道館公演を締めくくった。
'14年1月29日(水)には、こちらも自身初となるライブDVD「乃木坂46 1ST YEAR BIRTHDAY LIVE 2013.2.22 MAKUHARI MESSE」のリリースが決定している乃木坂46。2014年のさらなる飛躍が期待される。
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