生物学から見た「悪魔の実」とは!? 又吉と眞鍋が「ONE PIECE」の魅力に迫る!

2014/02/10 00:00 配信

バラエティー

(写真左より) 大の「ワンピース」ファンであるゲストの児嶋一哉と、MCを務める眞鍋かをり、又吉直樹

(写真左より) 大の「ワンピース」ファンであるゲストの児嶋一哉と、MCを務める眞鍋かをり、又吉直樹

WOWOWプライムで2月9日(日)夜11時より開始した「大人番組リーグ2」は、既存のジャンル以外のオリジナルエンターテインメントを模索する実験枠「大人番組リーグ」のセカンドシーズン。毎週日曜夜、それぞれ異なる“ニュータイプのエンターテインメント番組”全13本が、将来のレギュラー番組化を懸けて競い合う。放送後にWEBなどで募る視聴者からの投票をもとに上位4番組が選ばれ、晴れてレギュラー化の権利が獲得できる。

2月16日(日)には「漫学 『ONE PIECE』を学問で読み解く!」が放送される。漫画作品の場面やセリフなどを学術的に取り上げ、“もう一歩深い視点”から作品の魅力を読み解いていく教養エンターテインメント番組。今回は、週刊少年ジャンプにて'97年より連載中の尾田栄一郎の「ONE PIECE」(ワンピース)をピックアップする。「ONE PIECE」はアニメ、映画、ゲームなどマルチに展開し、コミックス72巻が発売された'13年11月時点で、累計発行部数が3億冊を突破したメガヒット作だ。

「ONE PIECE」は海賊王を目指す主人公の冒険を描く少年漫画だが、劇中では階級差別や奴隷問題など、現代社会に通じるテーマも扱われ、政治家にも愛読者が多いといわれている。作品を読み解く学者には、津田塾大学学芸学部国際関係学科教授で哲学者の萱野稔人氏と、広島大学准教授で生物学者の長沼毅氏が登場する。

MCはピース・又吉直樹と眞鍋かをり。ゲストとして児嶋一哉が加わる。今回、3人に番組の意気込みや、エピソードなどを聞いた。

──学問で漫画を読み解くという番組の司会をした感想は?

又吉 最初は漫画と学者さんというものがすぐに結びつかなかったので、どうなるんだろうと思っていたんです。でも、実際やってみると、漫画というものはやっぱりすごく細かいところまでこだわっていて、ちゃんとしたルールにのっとって、もう一つの世界を完全に描ききっているから、僕らの生活している世界の学者さんの見方がちゃんと適応できるというか。その漫画の世界から、こっちに帰ってきてもいろんなことが分かるというのが新しくて面白かったです。

眞鍋 最初聞いたとき、面白そうだなと思いました。そして、やってみたら想像以上に深かったです。思っていたよりも、一歩も二歩も深く読み解いてくださいました。私は「ONE PIECE」を読んだことが一度もないんですが、こんなに深いテーマがあるなら読んでみたいと思いました。

──番組内で読み解いた後の「ONE PIECE」の発見は?

児嶋 ファンタジーとしてでしか捉えていなかった部分があって、恥ずかしい。生物学的に「悪魔の実」もぶっ飛んだ話ではないようで、面白かったです。もう漫画じゃないですね。なんだろ、教科書です。歴史も学べるし、実は現代の社会も投影されていて、きれい事だけじゃないです。大人が読んでも勉強になるんだなと思いました。

──具体的にどういったところに感銘を受けましたか?

又吉 僕はあんまり学生時代友達が多い方ではなかったんですけど、大変な冒険をする上で仲間は大切なんだなと感じました。例えば、僕は本を読んでいるばかりで、友達だけで自転車で日本一周するとか旅行するとかやったことないんですよ。それ仲間おらんかったからやなと(笑)。芸人になって仲間ができて、あらためて仲間って大切やなと思いました。

──漫画の魅力や、選ぶ時に好きになるポイントは?

又吉 人間の内面が描かれている漫画が好きなんです。少年漫画でも、昔の古い漫画でも、人間が葛藤してたりするのが好きですね。「ONE PIECE」でも登場人物がそれぞれ葛藤して、そこが面白いです。僕が読んできた漫画っていうのは、主人公が葛藤を抱えて、どっちかっていうと破滅したり、抱えたまま終わったりするんですけど(笑)。「ONE PIECE」はそれを乗り越えていくので痛快やなぁと思って(笑)。

児嶋 基本的に漫画って乗り越えていくものだから、そっちの方が多いと思うよ(笑)。

又吉 僕が好きなのはつぶされていくほうが多い(笑)。だからこういう漫画をもっと読んでいきたいなと。

眞鍋 私は、結構リアリティーのある漫画の方が好きなので、どこかで現実味を感じさせてくれるような漫画が好きです。「ONE PIECE」はファンタジーの中にもリアリティーがあるというのをきょう知ることができたので、読んでみたいと思いました。

児嶋 僕は漫画を読むときは、流行っているもののうわさを聞いて、「これは面白いよ」と散々聞いてから読むんですよ。「ONE PIECE」も始まって16巻くらいになってから、読み始めたんです。だから周りの情報を聞いた方がいいと思います(笑)。3人くらいが言うと間違いないです。

──「ONE PIECE」を見たことがない人に伝えたいことは?

児嶋 これだけ多くの人が面白いって言ってるんだから間違いないんじゃないかと(笑)。しかも今72巻まで出てるんですけど、「72巻もあんの!?」と読んだことがない人は結構言ってしまうんです。でも逆で、72巻分も楽しみがあるんだよ!っていうふうに思っていただきたいです。しかも読むのは自分のペースでいいんですよ。一年に1巻でも(笑)。

──最後に「大人番組リーグ2」の見どころを教えてください。

又吉 真剣に学問を追究されてきた先生たちが熱く漫画を語れることがまず面白いですし、語れる要素がその漫画にあるというのも面白い。だからこの番組は、子供はもちろんですが、大人がワンピースを手に取るきっかけになりやすい番組だと思います。眞鍋さんのように「ONE PIECE」と距離を取ってきた人たちにこそ見てほしいです。

眞鍋 漫画で感動したりとか、世界観にハマったりするのは言葉では説明できない感情なのかと思っていたんですが、「それをこういうことだよ!」と具体的にバシっと説明してもらえる。そういうところが気持ちいいですね。そこを見てほしい。

「大人番組リーグ2」
毎週日曜 夜11:00-11.35 
WOWOWプライムにて放送
※2月16日(日)放送は
「漫学『ONE PIECE』を学問で読み解く!」
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