「R-1ぐらんぷり2014」直前インタビューPART8【中山女子短期大学】
一人芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2014」の決勝が、3月4日(火)夜7時からフジ系で放送される。放送直前に、12人の決勝進出者にそれぞれ直撃。第8回目のインタビューは、準決勝の観客投票1位を獲得した中山女子短期大学。これまでなかなか結果が出せなかったという中山女子短期大学の決勝戦への意気込みを聞いた。
――決勝進出を果たした現在の率直な気持ちは?
まだ実感がないんですけど、(準決勝の時は)何かいけるんちゃうかなって心の中で思っちゃいましたね。根拠はありませんでしたけど。
――観客投票も一位でしたね!
それは、ムチャクチャうれしいですよ。やっているときはわからなかったんですけど、帰ってから周りに「(ウケまくっていて)ヤバイなー」って言われて、「そうやったんだ!」ってなりましたね(笑)。
――決勝戦では、やっぱり「R-1ぐらんぷり2014」のダークホースに?
そうですね。やっぱりダークホースになるんかなと思いますね。誰にも知られていない変な名前の、変な顔のヤツって思われているのが武器だと思っていますね。(実際は27歳だが)年齢も35歳くらいに見られますしね…。
――選択したBブロックは、ほとんどが初出場の方ばかりですね。
ホントにダークホースだらけのグループですね。小森園ひろしさんもそうですし。それに、やまもとまさみさんは何をするか分からない方。この二人がつぶし合うのはもったいない気がしますね。
――他の芸人にはない自分の強みって何だと思いますか?
んー何でしょうね。自分の感覚の中でやっている部分がすごくあって、直感でやっている部分が結果的に個性的って言われたりはします。ただ、外れがすごく多くて。僕のゴミ箱は、(没ネタで)すごいですよ(笑)。僕はオーディションや、よしもと内でのバトルに一度も勝ったことないんです。だから、(芸人を)いつ辞めてもおかしくない戦績だったんです。ほかの芸人とは訳が違うくらい結果が出てなかったですね。
――これまで辞めようとは思わなかったのですか?
思いましたね。僕は徳島県出身なんですけど、昨年の10月くらいに地元のサッカーチームがスタッフを募集してたんです。それに応募してみようかなと、ブックマークしました。別にサッカーなんてやったことないんですけどね…(笑)。でも、“R-1”あるからなぁ…どうしようってなっていました。
――決勝進出を果たした勝因はなんだと思いますか?
1回戦の結果発表をホームページで見てたら、僕の後にネタをやった芸人の名前の前に僕の名前が無かったので、「あっ、芸人やめよう」って思いました。でも下までスクロールしてみたら、名前がありました。なので、僕は一回死んでいる気持ちというか、2回戦からは敗者復活戦の気持ちです。もう怖いものなしです!
――最後にあなたにとって「R-1ぐらんぷり」とは何ですか?
僕は3年連続1回戦で落ちている時期があります。3年目はネタの途中にフリップを倒してしまって、「あーもう僕には関係ない大会なんじゃないかな」と思いました。だから、(決勝進出は)縁がないと思っていた人とお付き合いさせていただけた感じですね。
3月4日(火)夜7:00-8:54
フジ系にて放送
【HP】www.r-1gp.com/top.php