菜々緒と佐々木希の舌打ちシーンに沢尻エリカ『昔の自分もやってたな~』
4月19日(土)スタートのドラマ「ファースト・クラス」(フジ系)の制作発表が4月18日(金)に行われ、出演する沢尻エリカ、中丸雄一、佐々木希、菜々緒、田畑智子、三浦理恵子、板谷由夏が登壇した。
同作は、下町の衣料材料店で働いていた沢尻演じる主人公・吉成ちなみがふとしたことからファッション雑誌編集部で働くことになり、厳しい女の世界で頂点を目指していくというストーリー。
主演の沢尻は「ちなみちゃんという役はすべてを真に受けるような、すごく純粋でとにかく真っすぐな女の子です。けなげなちなみを元気いっぱいに演じられたらなと思います。(第1話で)自分の中でツボってしまったシーンがあるんですけれど、それは菜々緒ちゃんと希ちゃんの2人が楽屋で舌打ちし合うところで。『あそこは面白いな~、昔の自分もやってたな~』とか思いながら見ていました。すごくお気に入りのシーンですね(笑)」とコメントした。
西原樹役の中丸は「普段ジャニーズっぽくない、スタッフっぽいと言われるんですけれど、今回の役(アシスタントフォトグラファー)にはスッと入ることができました(笑)。個人的には、僕の役はいたって普通の役だと思っていたんですけれど、実はところどころ裏があって。マダムの接待シーンでは、上半身裸でバスローブを着て、犬の首輪をつけて接待するみたいなシーンがあるんですけれど、(ドラマでは)そんな裏があるんだというのがテンポ良く出てきます」とアピールした。
また、雑誌「FIRST CLASS」のトップモデル・MIINAを演じる佐々木は「本当にわがままでストレートな性格のモデルの役で、表情に気を付けてやっています。(MIINAは)心身ともにとてもギリギリのとてもつらいところにいるので、その表情がうまく伝わるようにと心掛けています」と役作りについて語った。
さらに、正社員の編集部エディター・川島レミ絵を演じる菜々緒は「最近はずっと悪女役をやらせていただいていて。多分、今作では一番の悪女だと思います。私の役は心の声があるんですけれど、そこではすごく早口なんですね。その分、分かりやすく伝えなければいけないなと思いますし、(ちなみに)一番つらい当たり方をするような立場なので、表情やしぐさを海外ドラマの女優さんを参考にさせてもらって演じるようにしています」と明かした。
そして、契約社員の編集部エディター・木村白雪を演じる田畑は「今回役をいただいた時に、そうとうに口が悪いなと思いまして。どんどん回を重ねるごとに自分がびっくりするほどの言葉を発することになります。(白雪は)京都の女の子ということで、私自身も京都の生まれ。京都の人はよく腹黒いと言われるんですけども、それを全面に出してやっていきたい」と意気込んだ。
編集長で“業界の絶対的女王”大沢留美を演じる板谷は「(留美は)鬼とか女王とか、カリスマとか、結構背中に乗っかってきていて、クランクインする前はどうしようかと思いましたが、全身のドSをフルに集めて頑張って撮影しています(笑)。編集長は説得力がないといけないと思うので、とにかく“私は強い”“女王”“絶対的”と呪文のよう(自己暗示を)にかけて、現場に行くようにしていました。ぜひ皆さんの励みになるようなドラマになればいいなぁと思っています」とアピールした。
一方、いつも笑顔を絶やさず、心の内では同期の留美からいつか編集長の座を奪ってやろうと狙う副編集長・八巻小夏を演じる三浦は「(小夏の)裏の声のときに、今まで出したことのないような低い声を出して、はっきりと表と裏の声が分かるように試行錯誤しています。最後までとにかく楽しんでマウンティング(=女同士の格付け)していきたいと思っています」と抱負を述べた。
現場でのエピソードについて沢尻は「同年代の方が多く、とても楽しくやらせていただいています。実は撮影中に誕生日を迎えました。スタッフさんをはじめ、皆さんに祝っていただいて本当にありがたいなと思いました。今回プライベートを含めて誕生日を祝ってくださった人の中で、最初に祝ってくれたのが田畑さんだったんです」と告白。田畑は「実は4月の頭に父から電話がかかってきまして、『さっきまで沢尻さんと飲んでた』みたいなことを言うので、『えっ、京都でしょ?』って言ったら、父が毎晩行く店に沢尻さんがプライベートで来ていたようで。翌日には(沢尻と)2人で飲みに行きました」と明かした。沢尻は「最初は撮影も結構忙しいので、そんなに話す時間もないくらいだったんですけど、そういうプライベートでの偶然の遭遇を果たしまして、一気に親近感が湧いちゃいました」とうれしそうな表情を浮かべた。
4月19日(土)スタート
毎週土曜夜11:10-11:55
フジ系にて放送