4月18日より放送が始まったドラマ「セーラーゾンビ」(毎週金曜 夜0:52-1:23)の記者会見が4月17日に東京・テレビ東京で行われた。
会見には主演のAKB48“次世代メンバー”の3人、大和田南那、川栄李奈、高橋朱里が登場。青春映画の名手・犬童一心が見いだしたこの3人がセーラー服を着てゾンビと戦うというギャップ性のあるストーリーに、大和田は「最初は自分がゾンビになるのかと思っていたら、ゾンビと戦う役だったのでちょっと意外でした(笑)。演じる舞子は、『もうダメかも』が口癖のヘタレっぽい子なんですが、物語が進むにつれてリーダーシップが取れる、強い女の子になる予定です。私自身も、舞子と一緒に成長しているような気がします。ぜひそういったところを見ていただきたいです」と、ドラマ初出演の意気込みをコメント。
読者モデルでプライドの高い百花役を演じる川栄は、「性格が悪くて、アタリがきつい子なんですが、だんだんとその性格がどんな方向に向かっていくのかが見どころです。私自身は撮影前からホラー映画は好きで、『バタリアン』('85年)などがお気に入りの作品です。よく(高橋)朱里ちゃんと一緒に電気を消して怖い映画を見ています(笑)。でも、撮影当初はゾンビが本当に怖くて。今は、普通にゾンビが歩いているのが不思議だな、と思うくらいに慣れちゃいました。自分たちがメーンの作品は初めてで不安でしたが、仲のいい3人ですし、楽しい撮影でした。他の役者さんから学ぶことがたくさんありました」と撮影を振り返った。
「マジすか学園3」('12年テレビ東京系)などにも出演し、女優に憧れているという高橋は、「(演じる睦美は)強くてクールなイメージですが、本当は優しくて、回を重ねるごとに舞子とどんどん打ち解けていきます。私も元からホラーが好きで、撮影の合間にゾンビ役の方々によく話しかけたりしています(笑)。オーディションのときから、監督をはじめ周りの役者さんに刺激を受ける毎日です。特に監督からはたくさんのテンポやセリフなど、たくさんのアドバイスをいただきました」と感想を話した。
「特に印象に残ったシーンは?」という記者からの質問に、川栄は「パンツめくりのシーンです」とスカートめくりを言い間違える天然ぶりを発揮する場面も。「第1話で子供たちにめくられるんですが、なぜかめくる方もめくられる方も照れあっているんですよ(笑)。それで何度かカットがかかってしまったんです」と裏話を披露した。
ドラマ内では、同じAKB48の渡辺麻友、横山由依、岩田華怜が「ミルクプラネット」というスペシャルアイドルユニットを結成。大和田ふんする舞子憧れのアイドルであり、舞子の妄想に現れて応援をしたり、ストーリーテラーとしても登場する。唯一共演のあった大和田は、「すごく緊張して、最初はあまり話せませんでした。あとからよく話せるようになり、アドバイスもいただきました」とうれしそうに語る。川栄は「とにかく豪華なメンバーだと思いました。どっちが主演なんだろうと思うくらい(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。
また「ドラマの感動できるシーンは?」という質問に対しては、大和田が「だんだんと後半になるにつれて3人が仲良くなって、最後は協力してゾンビを倒していきます。ぜひ最後まで見守っていただきたいです」とアピールした。
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