一般財団法人 高知県地産外商公社が、4月22日に都内で「2014年度高知家の『おすそわけ』記者発表会」を開催し、同県のPRする“高知家の娘”役の広末涼子が登場。
同県は、'13年に「高知県は、ひとつの大家族やき。」をキャッチコピーに“高知家”を合言葉として観光誘致・移住促進を中心としたキャンペーンを実施。2年目となる'14年では、「高知県のええもん、ぜーんぶおすそわけやき。高知家」をスローガンに、高知県民が県外の人々に名所、特産物、土佐っ子気質などを積極的におすそわけしていく。
広末は、高知家特設ホームページで公開されている動画「『高知家の大家族会議』篇」にて、おすそわけを取りまとめる娘・リョウコ役として出演。架空のハイテク施設「高知家城」で、高知県の地産地消をおすそわけしたくてたまらない県民たちをクールに取りまとめていく。
黒いジャケットにミニスカートという出で立ちで登場した広末は、「高知県の人は、高知県のいいところをいっぱい知ってほしいという思いで溢れています。おいしい食べ物や大自然といった県外の人に勧めてあげたいところがたくさんあるので、こういうふうにPRできるというのはすてきなスローガンだと思いました」とにっこり。
また、「高知県の人は、知り合じゃなくても気軽に声をかけてくれて、人と人との距離が近いんです。一緒に歩いていていた友達がびっくりして『知り合い？』って聞いてくるくらい(笑)」と、高知県民の“おすそわけ”気質を証言。
そんな中、動画撮影について「企画書の段階で、『すごいセットでお金がかかってるな』と思ったら、一人ぼっちのグリーンバックでした(笑)」と裏話を明かすと、尾崎正直高知県知事が「そんなに予算がないんです。ごめんなさい」と苦笑。そんな知事の発言に対し、「そうですよね。それはお聞きしてました(笑)」と返答し、会場を沸かせる一幕も。
最後に「海が青くて、空が広くて、空気がきれいで、太陽がさんさんと降り注ぐ高知県で育ったので、大らかな性格にしてもらったと思いますし、愛県心が強くて、人懐っこい人たちに育ててもらったので、たくさんの人と出会う芸能界でも20年目を迎えられたんだと思います。その感謝の気持ちを込めて、高知県が活性化されて、たくさんの人に包まれるようなキャンペーンに参加できて、本当に幸せだと思います」と心境を語った。
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