見どころはぱっとした人がいないところ!? おぎやはぎ、かもめんたる、ヨーロッパ企画の3組によるバラエティーがスタート
5月19日(月)からテレビ東京系で放送開始予定(「世界卓球」の放送次第で5月12日の場合あり)のバラエティー「雨天中止ナイン」(毎週月曜夜11:58-0:45、全4回)の記者会見が4月22日に同局で行われ、おぎやはぎの小木博明と矢作兼、かもめんたるの槙尾ユウスケと岩崎う大、ヨーロッパ企画の上田誠、永野宗典、石田剛太、酒井善史、中川晴樹、土佐和成が出席した。
同番組は雨の降り続く近未来の世界で、おぎやはぎ、かもめんたる、ヨーロッパ企画の3組が、インドア遊びに興じるコメディー番組。脚本を務めたヨーロッパ企画の上田は、「プロデューサーとは大学時代に演劇サークルの先輩後輩で、面白いことをやりたいねと話していたところ、今回実現できることとなりました。『SFインドアシチュエーションコメディ』と銘打った作品で、コメディーと言えど、インドアの面白いことの細かいところに注目したものをやりたいと思い、企画をしています。細かいところをつつくのが上手なおぎやはぎさんとかもめんたるさん、そして私が主宰するヨーロッパ企画の3組で、細々とした面白味をつついていこうという目論見です。一つの遊びを追求し、掘り下げていこうという構造のコメディーになっています。ぜひお楽しみください」と番組の魅力を語った。
また、矢作は見どころについて聞かれると、「この番組の注目点は、ズバリ、小木でしょう！(笑) やっぱり、小木を中心にやってきましたから。それから誰もぱっとした人がいない！(笑) そこが見どころではないでしょうかね。あとは細々とした、地味なことをやっているところ。ぱっとした印象はないですけれど、見ているとどんどん面白くなりますから。それが最大の魅力なのではないかと思っておりますよ」とコメントした。
小木も矢作と同様の質問をされると、「最初に矢作に聞かないでくださいよ。こういうの(説明)をやらせると一番うまいんですから矢作は」と相変わらずの“相方愛”を披露。続けて、「そうですね、見どころは視聴者の皆さんが見ていて疲れないことですかね。気を楽にして、気付いたら面白いことを言っているみたいな。普通のシチュエーションコントにはないような、ちょっとしたフリータイムというか(笑)。そういったところが始まって15分から20分くらいにありますから。そこを集中して見ていただけたらなと。最初の方はガッチリとしたコントなんですけど、それは見なくてもいいです(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。
さらに、槙尾は今回の共演について「以前からヨーロッパ企画さんはすごいなと思っていて、実際に公演を見に行ったりもしていました。一緒にやらせていただくことになり本当に光栄です。もちろん憧れの存在であり、尊敬しているおぎやはぎさんと共演させていただけることになり、うれしい反面、第1回の収録では恐る恐るツッコんでいました(笑)。だんだんとやっていくうちに、うまく絡んでいけたらいいなと思います」と先輩と共演できる喜びを口にした。
一方、相方の岩崎は「お話をいただいたのはキングオブコントに優勝する前でした。『こういったことをやりたいな』という話は来ていて。僕らの優勝が企画を実現する大きな一歩になったのではないかなと(笑)。3グループとも温度が似ていますし、そこがやりやすいです。『我こそは！』という人がいないのが強みですね。大抵いますからね、そういう人。いつも帰りに『何であの人あそこであんなに持って行こうとしたんだろう』とか思うことがあるんですけれど、それがないんですよ(笑)。そういったことにありがたさを感じますし、非常に楽しい収録です」と、冗談交じりに現場の居心地の良さを語った。
そして、ヨーロッパ企画を代表して永野は「おぎやはぎさん、かもめんたるさんと共演させていただいてはいるのですが、ミーハー感が消せていないというのが正直なところです(笑)。だんだんと仲良くなれればうれしいですね。ヨーロッパ企画的な見どころを言わせていただきますと、開始30分後くらいに、ヨーロッパ企画のメンバーがぞろぞろと出てくるシーンがあるのですけども、ことごとく緊張していることですかね(笑)」と、テレビという舞台に対しいささかの緊張を見せた。
最後に、脚本の上田は「音楽を元たまのベースを担当していた滝本晃司さんにご担当いただきまして、雨の世界を作り出してくれています。そういったメンバーで作った『雨天中止ナイン』をぜひご覧になってください」とアピールし、和やかなムードのまま会見は終了した。
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5月19日スタート(「世界卓球」の放送次第で5月12日の場合あり)
毎週月曜夜11:58-0:45
テレビ東京系にて放送
