“ゲームセット”には早かった!? 「BORDER」がついに「MOZU」を逆転!!
5月1日に放送された小栗旬主演ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)の第4話『爆破』が、視聴率12.0％を記録したことが分かった。同時刻にTBS系で放送された「MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～」(10.3％)を上回り、4度目の対決でついに“逆転”した。(数字は以下も全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
5月1日の「BORDER」は、大学の陸上競技場でホームレス男性の刺殺遺体が見つかる。見晴らしのいい場所に遺体を放置し、これ見よがしに“取扱注意”のシールが張られていることから、挑発的な犯人像がうかがえる。比嘉(波瑠)が検視を開始する中、石川(小栗)は生前の姿でグラウンドの一角にたたずむ被害者を発見。男性によると犯人は若い男で、殺害時「おとりになってもらう」という言葉を口にしていたという。嫌な予感にかられた石川は、検視中の比嘉に駆け寄るが、一歩遅く死体付近で“爆破”が起きてしまう。現場検証時を狙ったことから、警察を標的にしたテロの可能性が浮上。石川と立花(青木崇高)は犯人逮捕にいきり立つが、市倉(遠藤憲一)から一週間の自宅待機を言いわたされる。そんな中、管内で再び“取扱注意”のシールが張られた遺体が発見された。石川らは、市倉の指示を無視して現場に急行し、犯人に関する重要な証言を得る…というストーリー。
4月10日の初回放送ではビッグネームをズラリと並べたキャストの豪華さやスケール満点の予告映像などもあり「MOZU－」が13.3％、「BORDER」が9.7％と実に3.6％もの差をつけたが、「BORDER」が“物語の力”で徐々に差を詰め、第4話にしてついに上回った。よもやかつての差など“追憶”の彼方のようだが、「ルーズヴェルト・ゲーム」よろしく、奇跡の再逆転を狙って“苦悩”するTBSにも注目したい。しかし、1話の“敗北”をあっさりと引っくり返した金城一紀マジックはこれで終わりではなく、第5話『追憶』では人気脚本家・宮藤官九郎をゲストに配し、一気にたたみ掛ける勢い。主演の小栗もお気に入りだというファンタジックな話で、さらなる高みを目指して走り続ける…。
ちなみに一部地域を除き5月7日(水)に発売される弊社刊行「週刊ザテレビジョン」の表紙は「BORDER」の小栗。全国のコンビニ、書店で手に取って、決して忘れることができない5月8日(木)の第5話を楽しみに待とう。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送
ドラマ「MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～」
毎週木曜夜9:00-9:54
TBS系で放送
