NHK総合では5月30日(金)に、音楽番組「SONGS」の特別版として「POPSの遺伝子」を放送。福山雅治のほか、台湾からMayday、タイからはベル・ナンティターが出演する。
同番組のテーマは、日本を含むアジア各国のポップス。福山は自ら車を運転し地元でありデビュー当時の思い出の場所・長崎へ。また、台湾における音楽の観客動員記録を持っているMaydayは数々のヒット曲を生み出した日本のレコーディングスタジオを訪問し、男女の声を自由自在に使い分けるシンガーとしてタイで人気を誇るベルは、タイ独特のポップスの魅力を紹介する。福山らは、初顔合わせで打ち合わせなしのトークも敢行。お互いが同時通訳で音楽観を語り合い、即興でセッションを行う。なお、同番組は台湾の放送局・TVBSでも同時放送される。
福山はこの番組について以下のようにコメントしている。
■番組に出演することの意味
このような番組を一緒に作ることにより、それぞれの国のアーティストを通して、そのアーティストのことだけでなくそれぞれの国の文化、そしてそれに伴う音楽のルーツを知ることができれば。文化交流をより深められたらうれしいと思っています。
■Maydayについて
美しいメロディー、彼らだけが持つグルーヴ感、そしてラブソングもあれば、現代社会の中で誰もが直面するリアルタイムの問題をしっかりと表現しているメッセージ性・社会性のある歌詞。歌詞・メロディー・サウンドともにとても素晴らしいバンドだと感じています。
■ベル・ナンティターについて
トランスジェンダー・シンガーであるベルさんが音楽に出会えたからこそ選べた人生。その彼女の人生にチャンスを与えた「音楽」というものがご自身のセクシャリティや生き方にどういう影響を与えてきたか? そして、どういう出会いがあったのか? そのことに非常に興味を持ちました。
■視聴者へのメッセージ
今まで、それぞれの国で活動してきたミュージシャンたちが一緒になって番組を作り、そして音楽を楽しんでいる姿。音楽でコラボレーションすることにより、それぞれのアーティストが今までに見せたことのなかった部分を見せることができたのではないでしょうか? 国を超えてコラボレーションしたことで、生まれてきた音楽が持つ力、音楽が持つ魔法を感じていただけたらうれしいです。
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