41年ぶりの家康!「軍師官兵衛」徳川家康は寺尾聰に決定!!
戦国の天才軍師・黒田官兵衛の生涯を描くNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、織田信長、豊臣秀吉に並ぶ三英傑・徳川家康を寺尾聰が演じることが発表された。家康は7月6日(日)放送の第27回「高松城水攻め」で初登場する。
家康は太平の世を実現し、徳川幕府を開いた乱世の最終勝利者。三河の有力大名の嫡男として生まれながら人質として苦労を重ね、武田氏ら大国からの圧力に耐えながら、関東で野望を胸に秘める。秀吉の死後、天下分け目の「関ヶ原の戦い」では、官兵衛の嫡男・長政を巧みに操り勝利を手にすることになる。
寺尾は'73年に放送された大河ドラマ「国盗り物語」で家康役を演じており、大河ドラマは'77年の「花神」以来の出演になる。今回の出演に寺尾は「41年ぶりに再び大河ドラマで家康を演じます。当時、大先輩たちに囲まれ息をするのもはばかられるような緊張感の中、自分なりに考えた若かりし家康を演じていました。それから41年、さまざまな経験を積んだ今の家康にどうつなげることができるか、今回演じる上での挑戦です」と意気込んだ。さらに、主演の岡田准一について「岡田准一さん演じる官兵衛は、ナチュラルなお芝居がすがすがしく、今回初共演で向き合えることをとても楽しみにしています。寡黙で口数少ない家康が発する一言一言に何か含みを持たせながら、家康の存在を通して、官兵衛をより魅力的に映し出すことができたら面白くなるだろうと思っています」とコメントした。
今回の起用について、中村高志チーフ・プロデューサーは「寺尾聰さんに大河ドラマで徳川家康を演じていただくのは二度目です。前回は41年前、『国盗り物語』。前半生を若々しく演じていただきました。今回は老かいで辛酸をなめつくしてきたタヌキの皮をかぶった狼を味わい深く演じていただきます。官兵衛が『負けて悔いなし』と思える高い壁になってくれることを大いに期待しています」と語った。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送中