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イタリア・オペラ界の貴公子待望の初来日!イケメン指揮者ダニエーレ・ルスティオーニ氏に大注目!!

2014/05/14 12:18

音楽に対するあふれる情熱と人一倍強い責任感を持つダニエーレ・ルスティオーニ氏
音楽に対するあふれる情熱と人一倍強い責任感を持つダニエーレ・ルスティオーニ氏 (C)CLASSICA JAPAN/熊谷仁男

次世代の指揮者として脚光を浴びているイタリアの指揮者ダニエーレ・ルスティオーニ氏が初来日。4月に東京文化会館で開催された東京二期会オペラ劇場公演「蝶々夫人」では、聴衆を魅了する躍動感あふれる見事な指揮で日本オペラデビューを果たした。CS放送のクラシカ・ジャパンでは6月にルスティオーニ氏の関連番組を特集。6月7日(土)夜8時30分から放送される「クラシック新時代」では貴重なインタビューを見ることができる。

'83年生まれのルスティオーニ氏は声楽家の母親の意向でスカラ座の児童合唱団に所属。少年時代から一流の劇場でオペラの世界に接しながら偉大な音楽家を間近で見てきた。その中の一人であるリッカルド・ムーティ氏からは特に強い影響を受けた。「ムーティ氏は自分にとって憧れの存在。『魔笛』『メフィストフェレ』などオペラにも出させていただきましたが、彼はカリスマ性があって特別な存在感がある人です。テクニックだけでなく仕事に対する情熱と研究熱心な姿勢をとても尊敬しています。私もそうありたいと思っています」と指揮者としての思いを力強く語った。

ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を卒業した後、イギリスへ。'08年に伝統ある英国ロイヤル・オペラ・ハウスの副指揮者のオーディションを勝ち抜いた。「スカラ座が最初の家だとすると、二つ目の家はコヴェント・ガーデン(ロイヤル・オペラ・ハウス)。3年間毎日そこで仕事をしました。バンダを指揮したり、オーケストラを指揮したり、ピアノを弾いたり、歌手のリハーサルを指揮したり、トイレ掃除までやったと言いたいくらい何でもやりました(笑)。今はバーリの劇場とフィレンツェのシンフォニーの音楽監督をしていますが、監督として指揮者として責任を持つということは、朝一番に劇場に来て最後に劇場を去る人でなければならないということを学びました」と話すルスティオーニ氏。さまざまな体験を経て培った頼もしさと熱意に満ちている。

オペラというと何を見たらいいのか迷うところだが、ルスティオーニ氏からアドバイスが。「ヴェルディのオペラだと『ナブッコ』『リゴレット』『椿姫』『アイーダ』がお薦めです。また、ヴェルディの円熟期の作品である『ドン・カルロ』『シモン・ボッカネグラ』『ファルスタッフ』『オテロ』などは素晴らしいと思います。プッチーニに関しても『西部の娘』はなかなか上演されませんが傑作ですよ。『マノン・レスコー』『ラ・ボエーム』も、何でもっとやらないのだろうと思っています。私が特に好きなのは『トスカ』『オテロ』『サロメ』『トリスタンとリゾルテ』です」と身振り手振りを交えて楽しそうに語った。ルスティオーニ氏がさっそうとした指揮でロッシーニ・オペラ・フェスティバルのデビューを鮮烈に飾った、日本初放送となる『ブルスキーノ氏』(6月14日土曜日夜9時より)も見逃せない!

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル2012『ブルスキーノ氏』」
6月14日(土)夜9:00-10:45ほか
CS放送 クラシカ・ジャパンで放送

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