フジ系で5月24日(土)夜9:00から放送の「IPPONグランプリ」に、「IPPONスカウト」を制したダブルブッキング・川元文太の出場が決定した。
同番組は、芸人10名が出されたお題に即興で答える“大喜利バトル大会”。第11回を迎える今回も、大会チェアマンは松本人志が務め、出場者は優勝経験を持つバカリズム、堀内健、千原ジュニア、設楽統、秋山竜次、出場経験のあるビビる大木、又吉直樹、小出水直樹、初登場の岩尾望と、川元文太の10名。
川元は本大会前に全国のお笑い芸人を対象に実施した「大喜利ペーパーテスト」を受け、優秀な回答を出した5名に選出された。さらに、5月17日に放送された事前番組「IPPONスカウト」においてその5名による戦いに優勝したことで、「IPPONグランプリ」への出場権を獲得した。「ペーパーテスト」を受けた人数は1603人。「IPPONスカウト」に進出した5名は川元のほか、グランジ・五明拓弥、キングオブコメディ・今野浩喜、ヒコロヒー、Wコロン・ねづっちで、川元は1603人の頂点に立ち、「IPPONグランプリ」のステージに向かうことになった。
「IPPONグランプリ」は、Aブロック、Bブロックの5人ずつに分かれ、それぞれのブロックで大喜利を行うというルール。Aブロックの対戦の審査はBブロックの芸人5人が行い、続いてその逆も行う。審査員は「面白い」と思ったら手元のボタンを押す。ボタンは一人につき2個あり、全員が2個押して合計10点満点を獲得すると「IPPON(一本)」となる。各ブロックで4問が出題され、1問につき7分の制限時間内に「IPPON」獲得数が1番多いプレーヤーが決勝へ進出。Aブロックの勝者と、Bブロックの勝者の二人が大喜利で戦い、チャンピオンが決定する。
川元は今回初出場が決まった瞬間について、「“あー、やっと、きた!”という気持ちでした。発表は、伊藤(利尋)アナがサプライズで劇場に来てくださって、その時点で自分が『IPPONグランプリ』へ出場できると思いました。何人か他の芸人もソワソワしていましたけど、“お前じゃないぞ”と(笑)。招待状を受け取った時は、うれしさと怖さが一緒になった複雑な気持ちでしたね。『IPPONグランプリ』に出場すると実感したのは、きょう(本番の収録日)ですね。お台場方面に近づくにつれて、“あれ、やべぇな、もう逃げられない”と思いました(笑)」とコメントした。
また、本番のオープニングで川元が登場すると、設楽は「川元は事務所の後輩。ウチの事務所の芸人とテレビ番組の収録で会うことがめったにないのでうれしい(笑)。すごいな、頑張れよ!」とエールを送り、バカリズムは「ダブルブッキングとは昔からよくお笑いライブで一緒になっていて、すごく面白い。川元くんはすごく暗いけど…それがどう出るか楽しみですね(笑)」とライバル視した。それを受けた川元は、「人気者ばかりで緊張する…」と若干弱気な面を見せた。
チェアマンの松本は「『IPPONグランプリ』も11回目を迎え、やっと定着してきた感じ。楽しみに待ってくれている人もいる。まだ見たことない人もぜひ1回見ていただきたい!」と番組をアピールした。
なお、放送直前の5月21日(水)には、第7回大会('12年4月7日放送)、第8回大会('12年11月17日放送)のDVDが2巻同時に発売される。
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