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“歌舞伎は相当やってます!”市川海老蔵が熱い思いを詰め込んだ「ABKAI2014」をアピール!!

2014/05/28 19:53

「ABKAI2014」の製作発表に登場した市川海老蔵
「ABKAI2014」の製作発表に登場した市川海老蔵

8月5日(火)から東京・新橋演舞場で行われる市川海老蔵の第2回自主公演「ABKAI(えびかい)2014」の製作発表が5月28日に東京・汐留の日本テレビで行われ、海老蔵が登場した。

「ABKAI」は、現代の人たちが忘れてしまっている日本の昔話や神話を分かりやすく伝えていきたいという思いで海老蔵が'13年から始めた、歌舞伎の自主公演。'13年の第1回公演は、全23公演で約1万7000人を動員した。ことしは古事記を基にした新作舞踏劇「SOU~創~」と、平家滅亡後の平家の人々の動向を描いた「義経千本桜 河連法眼館の段」の2演目を行う。

ことしの開催について、海老蔵は「もともと続けていこうという気持ちはあったのでうれしいですね」と笑顔で語った。続けて「昨年は多くの方々が見てくださったようなので、皆様のおかげで第2回ができるんだなぁと思ってます。今回はまた(昨年とは)違う雰囲気のものを見てもらって。来年第3回もやろうと思ってるんです」と希望が膨らんでいる様子を見せた。

また、今回の演目「SOU~創~」について「映画のような古事記の夢を見たんです。僕は映画にはできないけど、歌舞伎にはできるかもしれないと6、7年前から考えていました。今回は6分割のうちの第1章。台本も10回以上直しています。続きを『ABKAI』で最後までやれたらなぁ」と意気込み、「最後の立ち回りはなかなかお金がかかって大変かな(笑)」と構想を明かした。

元来自主公演は、歌舞伎役者が普段経験できないような大役を自ら演じて勉強する意味合いが強いのものだというが、海老蔵は「自分は若いころから大役を務めさせていただいているので、違うことをしてみようと考えた」と経緯を話し、「歌舞伎界になくてはならない方々が旅立たれた後は、我々が歌舞伎という古典芸能をきちんと背負っていかなければならないでしょうし、新しいことをすることでより多くの方々に歌舞伎を見てもらうってこともしなければならないと思う」と熱い思いも語った。

さらに、記者からテレビドラマ出演やCMなどの幅広い活動をしていることについて聞かれると「どういうふうに物が作られてるのかと勉強するためにやらせていただいている」とし、「もちろん歌舞伎が第一ですね。1に歌舞伎、2に歌舞伎、3に歌舞伎、4、5がなくて、6に歌舞伎。7くらいにさまざまなことがある感覚。歌舞伎はほんっと大変なんです。歌舞伎の方が相当やってますよ!(笑) 全ては歌舞伎のためです」と力強くコメントした。

最後に海老蔵は「歌舞伎は敷居が高いだとか、高額だとかいろんな問題はあると思うんですが、自主公演なので多くの若い方に見ていただきたいですし、もちろん歌舞伎をよく知っている方にも見ていただきたいです」とアピールした。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「市川海老蔵 第二回自主公演 ABKAI2014」
8月5日(火)~10(日)
東京・新橋演舞場にて

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