“ハロプロ戦力外”のアプガ、悲願の中野サンプラザ超決戦を開催!!
7人組アイドルユニット・アップアップガールズ(仮)のファースト全国ツアー「アプガ第二章(仮)進軍~中野サンプラザ 超決戦~」が6月1日に東京・中野サンプラザにて最終日を迎えた。アップアップガールズ(仮)は、ハロプロエッグを卒業した7人で結成され、自ら「ハロー!プロジェクト」になりきれなかった“負け組”と称するアイドルユニット。ハロプロエッグ時代にバックダンサーを務めた思い出の聖地・中野サンプラザで、ついに初単独コンサートを行うこととなった。
オープニングMCから、“破壊王”佐保明梨が空手着姿で現れ、「ヤッ!!」という気合とともに型を披露。野球のバットを一気に2本も折り(!?)、「今夜は中野サンプラザを破壊していきたいと思います!」という意気込みに会場からも歓声が沸く。
ライブでは「リスペクトーキョー」「チョッパー☆チョッパー」「アッパーカット!」などを披露。また、ライブ中にはかねてから「中野サンプラザでは客席を走り回りたい!」と公言していたとおり、メンバーが客席に降り、観客と触れ合う場面も。間近で見るメンバーに、ファンも感激の様子だった。
アンコール後のMCでは、ピンク担当の古川小夏が「私、中野サンプラザに立ってる!」と喜びをあらわにしながら、「ハロプロエッグを卒業した日は、タクシーで帰りながらずっとサンプラザを眺めて泣いていました」と3年前のことを振り返る。「その時は、悔しさや、寂しさが入り混じって、やりきれない気持ちでいっぱいでした。でも今は、立てるのが当然だったサンプラザで、以前とは違う景色が見られました。ファンの皆さんのおかげです」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。
続いて、紫担当の佐藤綾乃は、「きょうまでずっと、寝ても覚めても中野のことばかり考えていました。中野の夢ばかり見て、成功も失敗も、いろんなことが自分の中で駆け巡りましたが、今言えることは、ただ“最高だな”ってことです。ずっと人間が苦手だったんですが(笑)、これからはたくさんの人と出会って、その出会いを大切にしていきたいです!」と今後の目標を口にした。
そして、リーダー(仮)を務める仙石みなみは、「これからも自分たちの想像を超える場所に、みんなで一緒に行きたいです! ここで満足せず、もっと上を目指します!!」とアプガを引っ張る最年長ならではのコメント。
また、最年少で青担当の新井愛瞳は、「ずっと運動が苦手で、メンバーについていくだけだった私ですが、皆さんと一緒になんとか成長することができました。パフォーマンスのときの表情も、昔の映像を見ていただくとずっと真顔なんですよ(笑)。でも、今では公演中ずっと笑顔でいられるようになりました! 次は玉ねぎの下に行きたいですね」と日本武道館進出という野望を語った。
中野サンプラザを制したアップアップガールズ(仮)の次の舞台はなんと富士山。今夏「富士山頂頂上決戦(仮)」を行う計画が発表され、古川小夏は「うちらが(仮)であるのを利用しすぎじゃない!?」と笑いを取りつつ、「一合ずつライブをやるのはどう?」と提案。メンバーからは「キツイよ!!」と反対に遭うが、果たして実現されるのだろうか!? 続報を待ちたい。
M1: (仮)は返すぜ☆be your soul
M2: イチバンガールズ!
M3: バレバレI LOVE YOU
M4: 虹色モザイク
M5: 青春ビルドアップ
M6: UPPER ROCK
M7: 全力!Pump UP!!
M8: メドレー(マーブルヒーロー~なめんな!アシガールズ~ワイドルセブン~Next Stage~サバイバルガールズ)
M9: ストレラ!~Straight Up!~
M10: リスペクトーキョー
M11: Burn the fire!!
M12: ジャンパー!
M13: ENJOY!! ENJO(Y)!!
M14: アップアップタイフーン
M15: チョッパー☆チョッパー
M16: アッパーカット!
M17: Party!Party!
アンコール
M18: このメロディを君と
M19: サマービーム!