「軍師官兵衛」で松坂桃李が乗馬シーンに初挑戦!
NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、官兵衛の息子・黒田長政を演じる松坂桃李が初めて本格的な乗馬シーンに挑戦し、その姿が公開された。中国地方の毛利氏を攻めていた官兵衛は、京での明智光秀の謀反を知り、鋭い知略によって“中国大返し”を成し遂げる。この歴史的大移動のロケが5月に行われ、官兵衛を演じる岡田准一と、長政を演じる松坂の勇壮な姿が撮影された。
今回のロケでの乗馬シーンに最初は緊張気味の松坂だったが、馬に「これからよろしくお願いしますね」と話し掛け、懸命にコミュニケーションをとりながら収録を重ねた。次第に馬とも息が合い慣れてきた松坂は、代役を立てる予定だった難易度の高い乗馬シーンに急きょ挑戦し、見事に乗りこなして周囲を驚かせた。
初乗馬シーンを終えた松坂は、「ロケでの乗馬は気持ちよかったです。甲冑を着けて武士として馬で駆ける中で、その時代を生きている実感を得ることができました」と喜んだ。
また、難しい乗馬シーンに挑戦した経緯について「乗馬指導の方が現場に入ったときに、『とりあえずやってみなよ』とおっしゃるので、その場で少し練習することになりました。それを見た監督からGOが出たので挑戦しました。自分の乗馬技術はまだまだだと実感しましたが、父上に早く追いつきたいという気持ちになりました」と語った。
さらに、官兵衛を演じる岡田について「岡田さんには現場で乗馬のアドバイスを頂きました。馬によって効果的な指示出しの合図が違うので、その見極めが大切だということと、自分が乗っている馬は割りとすぐに走りたがるので、合図は小さくても大丈夫だよと教えていただきました」と明かした。
最後に今後の長政役について、「“中国大返し”では、長政も父上に認められたくて必死に奮闘します。馬に乗って駆ける姿から、そんな長政の思いを感じていただけたらと思います。そして、自身の成長とともに、乗馬姿も父上のように似合う男になれるよう努めます」と意気込みを語った。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送中
※第30回「中国大返し」は7月27日(日)に放送