“おばあちゃんの原宿”が時代劇に染まる「時代劇祭りin巣鴨」開催!
「テレビ時代劇の日」をご存じだろうか。「半七捕物帳」が日本初の時代劇テレビシリーズとして放送された1953年7月1日にちなみ、7月1日は「テレビ時代劇の日」として、日本記念日協会により認定されている。今年の記念日である7月1日(火)には“おばあちゃんの原宿”こと東京・巣鴨の地蔵通り商店街で、時代劇にちなんだ大規模イベント「時代劇祭りin巣鴨」が開催される。巣鴨は「遠山の金さん」の墓所もあるなど、時代劇に縁の深い場所だ。
当日は商店街の各所に、時代劇に欠かせない町娘、浪人らが出没し、パフォーマンスを披露。時代劇の登場人物が現代にタイムスリップしてきたかのような光景が見られる。商店街のすがもん広場に特設されるステージでは、尺八四重奏団「破竹-HACHIKU-」によるどこか聞き覚えのある時代劇の名曲の演奏や、殺陣ショーが行われる。さらに、商店街の協力店舗では「時代劇まつり」特別商品を数量限定で販売。当日の様子はCS放送の時代劇専門チャンネルで生放送される。
イベントの特別ゲストには、BSスカパー!と時代劇専門チャンネルで今秋放送予定の時代劇最新作「闇の狩人」(原作=池波正太郎)に出演する中村梅雀と福士誠治が登場し、同作のヒット祈願を込めて商店街を練り歩く。主演を務める中村は「『闇の狩人』は池波ワールドのさまざまな要素が凝縮した作品です。時代劇を愛する素晴しい共演者とスタッフと共に、時代劇を待ち望んでいる視聴者の皆さんが、心から楽しんでいただけるように精一杯務めさせていただきます」と作品への意気込みを語った。また、時代劇専門チャンネルで放送中の、えなりかずきがキャスターを務める時代劇情報番組「時代劇ニュース オニワバン!」も巣鴨へ出張し、公開生中継を行う。番組には松村邦洋らもゲストとして駆けつけ、「テレビ時代劇の日」を盛り上げていく。
人気の若手俳優を数多く起用している「天地人」や「龍馬伝」、「黒田官兵衛」などの大河ドラマに代表されるように、時代劇にも新たな風が吹き、歴史好きの女性を指す「歴女」なる言葉も生まれている。今や時代劇は若年層も大いに注目するジャンルのひとつであり、主君に対する“一所懸命”な忠誠心や、知略を駆使して困難な状況を打破していく戦国の名将の雄姿は、中高年層だけではなく若者らの憧れや敬意の対象となっている。
「時代劇まつりin巣鴨」は7月1日(火)朝11時から昼5時まで開催される。“おばあちゃんの原宿”で新たな発見を求めて、時代劇の世界を堪能してみてはいかがだろうか。
「時代劇まつりin巣鴨」特設ページ
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